研究課題/領域番号 |
17300032
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
山口 雅浩 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (10220279)
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研究分担者 |
大山 永昭 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50160643)
小尾 高史 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 准教授 (40280995)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 1,080千円)
2007年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2006年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
2005年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
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キーワード | メディア情報学 / ディスプレイ / 応用光学・量子光工学 / 画像工学 / 感性情報学 |
研究概要 |
本研究では、ホログラフィック・ステレオグラムの技術を利用し、被写体の色に加え光沢や異方性反射の様子を3次元的な光線情報として忠実に再現することで、リアリティーの高い画像再現を行う技術を確立することを目標とし、以下の成果を得た。 (A)3次元的な光線情報の入力システムの開発 光沢・異方性反射特性などを失わずにフルパララックスの光線情報を効率的に収集するためのシステムとして、垂直方向に7台並べた小型カメラアレイを水平走査するシステムを構築し、さらに垂直方向のカメラ間の光線を補間するアルゴリズムを開発した。本システムを用いて、実物体の光線情報を取得し、リアリティーの高い実物体の立体像の記録に成功した。 (B)ハードコピー上でのリアリティー再現性の研究 フルパララックス・ホログラフィック・ステレオグラムの記録光学系の精度を向上することで、要素ホログラムサイズ50μm及び100μmでの高密度記録を可能とし、要素ホログラムによるドット模様を目視では知覚できないことを確認した。また、再生光線の角度分解能の計測システムを用いて評価を行った結果、ほぼ回折限界までの角度分解能が得られることを確認した。以上の検討結果をもとに、要素ホログラムサイズ100μm、光線方向解像度100×100、要素ホログラム数800×668のホログラムを作成し、これまでにない高品質の立体像表示を行えることを示した。さらに物体表面の角度依存反射特性を再現するホログラフィック・ステレオグラムの合成を行い、視覚的に評価することで、光線を再現する方式が表面の質感再現に対して有効であることを実証した。
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