研究課題/領域番号 |
17300096
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体生命情報学
|
研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
宮川 博義 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (90166124)
|
研究分担者 |
井上 雅司 東京薬科大学, 生命科学部, 講師 (30339098)
|
連携研究者 |
大森 敏明 理化学研究所, 脳科学総合研究センター・脳数理研究チーム, 研究員 (10391898)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
17,530千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 2,130千円)
2008年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2007年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2006年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2005年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
|
キーワード | 細胞外電場 / 電位イメージング / 電位非依存性イオンチャネル / EPSP / 数理モデル / ケーブル方程式 / シミュレーション / 樹状突起 / シュミレーション / ニューロン / 電気生理学 / 膜抵抗分布 / 活動電位 |
研究概要 |
電位イメージング法により細胞外電場に対する海馬ニューロンの応答を実験的に検討し、(1) 活動電位の発生部位が直流電場によって移動すること、(2) 直流電場に対する応答がIhチャネルには本質的に依存しないが、(3) リークチャネル、TRPチャネルを修飾する条件下では変化することを見出した.(4) コンピュータシミュレーションにより、直流電場に対する応答の決定要因の一つが樹状突起端の膜抵抗にあることを示した.(5) 樹状突起をケーブルとみなし、細胞外電場に対する応答をケーブル方程式の解析解として理論的に求める方法を開発した.その結果、一端にリークのあるケーブルでは周期的細胞外電位に対して周波数選好性のみられること、さらに(6) 非リーク端における電位変化の振幅が増大することを見出した.
|