研究課題/領域番号 |
17300115
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
|
研究機関 | (財)東京都医学研究機構 |
研究代表者 |
橋本 款 財団法人東京都医学研究機構, 東京都神経科学総合研究所, 副参事研究員 (50189502)
|
研究分担者 |
岡戸 晴生 財団法人東京都医学研究機構, 東京都神経科学総合研究所, 副参事研究員 (60221842)
藤田 雅代 財団法人東京都医学研究機構, 東京都神経科学総合研究所, 主任研究員 (90415539)
魏 建設 財団法人東京都医学研究機構, 東京都神経科学総合研究所, 研究員 (50399466)
中井 雅晶 財団法人東京都医学研究機構, 東京都神経科学総合研究所, 研究員 (00217647)
壱岐 純子 (財)東京都医学研究機構, 研究員 (60399467)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
12,370千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 870千円)
2007年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2006年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2005年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
|
キーワード | シヌクレイノパチ- / 神経変性疾患 / 遺伝子変異 / β-シヌクレイン / α-シヌクレイン / リソソーム / トランスジェニックマウス / 淡蒼球 / シヌクレイノパチー / シヌクレイン / パーキンソン病 / レビー小体 / 蛋白凝集 / アミロイド / ルイ小体 / DJ-1 |
研究概要 |
我々は、変異型β-synがシヌクレイノパチ-において神経変性促進作用を有するのではないかという仮説を立て、変異型(V70M、P123H)β-synをB103神経芽細胞に過剰発現したところ、巨大なリソソーム様の封入体形成を認め(、これらの封入体はα-synの共発現により著しく増加することなどを観察した。さらに変異型β-synは、野生型β-synとは異なり、明らかな凝集傾向を示すことなども確認した(Wei et al,J Biol Chem 2007)。これらの結果は、変異型β-synの神経変性促進作用を支持するものであった。 Thy-1プロモーターをもちいた変異型β-synP123H過剰発現型トランスジェニックマウスを作製し、解析をおこなった結果、平衡運動感覚能力の有意な低下などの行動学的所見、及び、淡蒼球や網膜などにおいて神経軸索変性を反映するような神経終末の肥大、神経軸索の拡張などの病理学的所見を得て、引き続き、詳細な解析をおこなっている。
|