研究課題/領域番号 |
17300208
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
下村 吉治 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (30162738)
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研究分担者 |
村上 太郎 中京女子大学, 健康科学部, 教授 (10252305)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
16,020千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 720千円)
2007年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2006年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2005年度: 10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
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キーワード | 分岐鎖アミノ酸(BCAA) / BCKDH複合体 / BCAA代謝 / 筋肉痛 / サプリメント / タンパク質合成 / 2型糖尿病 / ラット / 分岐鎖アミノ酸 / 分岐鎖α-ケト酸脱水素酵素 / 分岐鎖α-ケト酸脱水素酵素キナーゼ / OLETFラット / LETOラット / 肝臓 / インスリン / スクワット運動 / 培養骨格筋細胞 / 分岐鎖アミノ酸代謝 / siRNA / clofibrate / 血中分岐鎖アミノ酸濃度 / ラット肝臓 |
研究概要 |
現在、分岐鎖アミノ酸(BCAA)の生理作用の一つとして運動による筋肉痛や筋損傷に対する効果に多くの〓 一般的に糖尿病ではBCAA代謝が亢進することが報告されている。これまでの糖尿病ラットの報告では1型糖尿病モデル動物を用いており、高インスリン血症である2型糖尿病についての報告はほとんどない。本研究では2型糖尿病モデルラットであるOLETFラットのBCAA分解の律速酵素(分岐鎖α-ケト酸脱水素酵素(BCKDH))活性の調節について検討し、BCAAの長期摂取がこの酵素に与える影響についても検討した。その結果、肝BCKDH活性および酵素量は、コントロールラットに比べてOLETFラットで有意に低下していた。これらの結果より、2型糖尿病ではBCAA代謝が抑制されていることが示唆された。さらに、これらのラットに高BCAA食を摂取させることで肝BCKDH活性が上昇したので、BCAA投与は2型糖尿病ラットのBCAA代謝を促進することが示唆された。
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