研究課題/領域番号 |
17300254
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
松石 正克 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (60329373)
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研究分担者 |
古川 哲郎 金沢工業大学, 基礎教育部, 講師 (40343644)
松本 重男 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (10288269)
山川 武人 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (30387344)
竹俣 一也 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (50167491)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
7,140千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 540千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2006年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2005年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 工学設計 / 国際交流 / 工学教育 |
研究概要 |
本研究では国際的に活躍できる技術者を育成するために、金沢工業大学(以降、本学と呼ぶ)で実施している工学設計教育を、アジア太平洋地域の高等教育機関3校、すなわち、シンガポール理工学院(シンガポール)、ローズハルマン工科大学(米国)および亜洲大学(台湾)と連携を取りながら展開してきた。 各国の文化の違いに起因する諸問題を解決するために、先ず本学と連携3校との間で共通のメインテーマを設定し、4校が共通の基盤のもとで連携工学設計教育を推進した。円滑に連携工学設計教育を実施するために、本学の教員が連携3校を訪問し、教員及び学生と連携工学設計教育の実施要領の打ち合わせ、中間成果及び最終成果の確認と評価を行った。連携のリーダー校の教員が直接相手校を訪問し、意思の疎通をはかることはこのような教育を推進する上で重要であることを改めて確認できた。また、連携工学設計教育で同期型授業運営システムの可能性を検討するために、本学とローズハルマン工科大学の間でネットワークを構築し、両校の教員と学生がインターネットを利用したウエブ会議を開催し、両校の学生チームがそれぞれに学習成果の中間発表を行い、情報と意見交換を行った。その結果、同期型授業運営の利点が明らかとなり、その可能性が確認できた。 最終年度でほ、本学の工学設計科目の学習成果を公開発表するポスターセッションにローズハルマン工科大学および亜洲大学の教員と学生を招き、3校の学生が成果発表を実施し、交流する機会を設けた。3校の学生と教員は、成果発表の内容と実施上の問題の確認と討論を行った。また、3校の教員がこれまでの連携工学設計教育を総括し、今後の取り組み方を議論するための打ち合わせを本学で実施した。そして、連携工学設計教育を今後も引き続いて協力に推進することを確認した。
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