研究分担者 |
山崎 正吉 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (80107242)
佐藤 昌彦 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00281858)
尾藤 弥生 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20322860)
梅澤 実 鳴門教育大学, 地域連携センター, 教授 (60314887)
姫野 完治 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (30359559)
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配分額 *注記 |
15,720千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 720千円)
2007年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2006年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
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研究概要 |
授業設計は,教育目標を達成するために設計対象知識について設計操作知識を用い,いくつかの「手続き・活動」を組み合わせた連鎖的過程を経て,授業の課題・質問等を考案と併せて教授・学習過程を構成する知識・情報の変換・推論の活動である.そこで,授業設計について教師教育の視点から教師・実習生を共通の基盤から調査を行い手がかり(思考要素)を抽出し,さらにその思考要素を視点として遷移過程について調査・分析した.授業設計の基幹手続きである働きかけ・授業構成は,目標・教材研究等の手続きにより生成された情報・知識等を総合・統合・再構造化し,自らの創造的な解を表現する再構造化・洞察型のシンセシスの手続きである.実習生には,このシンセシスの手続きは難しい.そこで,先行実践から「教材・内容,授業方法・技術等」及び教師の知識・技術・情報等を得るたあに,コミュニケーションにおけるメッセージの記号化をモデルに,授業の時系列・連鎖的な過程を分節化・部分系列化を行い〔時間・遷移,内容〕の2次元構造に変換し,構造・可視化する手続きと併せてそれを表現する「授業過程の構造図」等を開発し,授業の構想におけるモデリングとして活用・試行した.さらに「授業過程の構造図」を設計対象である教材と学習者の関わりの情報(教材解釈と学習課題・場面の設定,教授・学習過程等)の記述・表現の対象・場として活用する方法を開発するとともに有効性を検討した.そこで,新しい教育実践の構想・設計等の活動を支援のために,冊子体等の先行実践記録をスキャンニング(電子化)し「教育実践構想支援シスチム(ディスク)」へ格納・蓄積し,探索・閲覧の環境を構築した.
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