配分額 *注記 |
16,530千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 1,530千円)
2007年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2006年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
2005年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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研究概要 |
コンピュータやインターネットの普及に伴い,多種多様の教育支援システムが数多く開発されている.一般に,これら教育支援システムは,プログラムコードや教育に関する様々な情報(例えば,教材,授業プロセス,学習状況,ポートフォリオなど:以下,教育データ)を共有・再利用することを考慮せずに,各支援目標に最適な設計仕様に基づいて開発されている.教育データは様々な観点から利活用できる反面,システムは予め定められた固有の動作しかできないために,教育データとプログラムコードを共有・再利用できないのが現状である.そのため,有用な教育データが活用されずに破棄され,一方では同じ機能のプログラムコードを個別に開発するといった無駄が生じている. そこで本研究では,この現状を打破し教育データとプログラムコードを有効利用するためには,教育データと支援機能の連係を形式的に記述する基礎研究が重要となる.本申請課題ではこの問題解決を図り,教育データおよび教育支援プログラムコードの共有・再利用の促進を目的とする. 目的達成のために,対象とする領域をe-Learning上で扱うことができるデータと研究室内の研究データ絞り,より精度の高い分析を行うこととした.その結果,形式言語による教育データと支援機能の形式的な記述を行い,教育支援システムの作成労力を軽減する基盤システムを検討した.研究データ間の関係を文法として形式言語で表現し,研究データの意味づけを明確にした. 本研究は次の2つに大別できる. (1)e-Learning環境の形式的記述 (2)研究情報間関係み視覚化実現のための形式的記述 本研究結果として,e-Learning環境の形式的記述手法の提案と研究支接のための視覚化システムの開発とその理論を体系的にまとめることができた.その結果,多くの研究業績を残すことができた.
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