研究課題/領域番号 |
17300268
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
山口 晴久 岡山大学, 教育学部, 教授 (20220270)
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研究分担者 |
溝口 理一郎 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20116106)
笠井 俊信 岡山大学, 教育学部, 准教授 (80335570)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
14,530千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 930千円)
2007年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2006年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2005年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
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キーワード | オントロジー / 教師教育 / 情報教育 / マルチエージェント / システム / 学習者 / ヒューマンインターフェース / 認知特性 / 視覚 / 高校 / 教科情報 / 教育目標 / 授業評価 / 学齢段階 / 情報知識ベース / VDT |
研究概要 |
本研究は、教師が情報教育を行う際にその支援環境として必要な事項を選択し教育しやすい環境を自ら整備し教育設計を行いやすいヒューマンインターフェースを構築するためのその基礎となる教師教育を行うためのエージェントを用いたマルチタスク支援環境を基礎づけるための研究である。よってヒューマンインターフェースをいかに作るかという前提となる認知的側面を重視しその関連事項についてのさまざまな試行と実験を繰り返し行ってきた。これらは次の11.で示す諸論文として公表されている。主には学習者の認知に関する基礎的な性向とビジュアルティに関する認知メカニズムに関する研究が多く、それらは学習活動と直接関連した視覚メディアの利用時の学習者の年齢による認知特性の違いなど、学習者の認知特性が年齢により、あるいはメディア利用環境のわずかな違いにより微妙に異なることを実証した研究が多い。またそれらを学年別に整理し関数化を行っている点で特徴を持つ。教師がより高パフォーマンスで教育効果の高い環境を構築するためには、教材知識に関する設計能力とともに学習者のメディア認知が重要なファクターとして中長期にわたる学習においては教育効果を高めることに大きく影響する。その点で本研究は、従来の研究では求められていない文書処理の行動をテキストリーディングやテキストライティングに分け、テキストリーディングやテキストライティングに関する多学年にわたる認知特性の違いを要因別視読環境要因に整理し、各要因ごとに学年差により違いがあるのかないのか、またその情緒的感覚と物理的な認知特性の違いに差異があるのかないのかを実験的に比較した。
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