配分額 *注記 |
11,640千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 840千円)
2007年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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研究概要 |
ユビキタスコンピューティングの重要な応用分野として,家庭,特にキッチンが注目されている.キッチンは生産の場であり,調理を媒介とした教育とコミュニケーションの場でもある.このため,家庭環境の中でも,実用的なユビキタスコンピュータアプリケーションの可能性が高い場所と考えられる.そこで本研究では,コンピュータ,ネットワーク,センサを組み込んだ未来のキッチン,Kitchen of the Futureを開発した. このコンピュータ強化されたキッチンにより,単に調理の効率を向上させるだけではなく,キッチンを学びとコミュニケーションの場として復活させることができると考えている.この実験キッチン環境に,調理の記録とネットワークでの公開と共有,調理過程の再生,遠隔地キッチンを接続しての調理支援,調理教材の効果的な提示を実現するアプリケーション,調理の場への効果音提示システム,拡張現実システムの応用による食卓への情報提示システムを実装し,評価をおこなった.
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