研究課題/領域番号 |
17310121
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用ゲノム科学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
木山 亮一 独立行政法人産業技術総合研究所, シグナル分子研究ラボ, 主任研究員 (00240739)
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研究分担者 |
佐久間 康夫 日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (70094307)
木山 裕子 日本医科大学, 大学院医学研究科, 講師 (60234390)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
13,410千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 1,110千円)
2007年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2006年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | プロテオーム / エストロゲン / シグナル伝達 / シグナルカスケード / 脳神経系 / DNAマイクロアレイ / プロファイリング / 遺伝子機能 |
研究概要 |
本研究では、DNAマイクロアレイを用いた遺伝子発現プロファイリングにより応答性を示すことが明らかになった遺伝子についてプロテオーム解析を用いてシグナル伝達系を明らかにすることによりエストロゲンに応答する遺伝子の機能及びネットワークを明らかにすることを目的として、以下の2項目について解析を行った。 (1)エストロゲン応答遺伝子による仮想ネットワークの研究。 まず、エストロゲン応答遺伝子について、フェノール類やフタル酸エステル類など、様々な化学物質の刺激に対してエストロゲンとの共通性を統計的に比較し、エストロゲン応答シグナル伝達カスケードのもとになる遺伝子機能によるカテゴリー化を行った。次に、ノンゲノミック経路に特有なMAPK及びAKT2のリン酸化反応を指標にして、リン酸化状態の変動をもとにシグナルの評価を行うとともに、エストロゲン受容体以外の受容体について検討した。また、様々な培養細胞において、様々な化学物質による刺激のもとで遺伝子発現プロファイルの比較、及び、アリルハイドロカーボン受容体との共役系について解析を行った。さらに、カスケードと遺伝子発現プロファイルとの関係、さらに、遺伝子発現プロファイルと様々な細胞・組織レベルでの現象(フェノーム:phenome)との関係を、フォーカスアレイによってどのような情報が得られるかについて包括的な議論を行い、総説として発表した。 (2)脳神経系のエストロゲン応答性シグナル伝達系解析。 日本医科大と共同で、脳の性分化に関与する脳下垂体及び視床下部領域におけるエストロゲンによる遺伝子の発現変動についてDNAマイクロアレイを用いて解析した。DNAマイクロアレイ解析によって得られた脳の女性化・男性化に関与する遺伝子の中で、アポトーシスや細胞移動に関係する遺伝子(タンパク質)に注目してウエスタンブロット解析などによりシグナルカスケードの探索を行った。
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