研究課題/領域番号 |
17310148
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
孫 安石 神奈川大学, 外国語学部, 准教授 (30321954)
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研究分担者 |
並木 頼寿 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80155986)
川島 真 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (90301861)
佐藤 卓己 (佐藤 卓巳) 京都大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 (80211944)
貴志 俊彦 神奈川大学, 経営学部, 教授 (10259567)
清水 賢一郎 北海道大学, 言語文化部, 准教授 (90262097)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
11,690千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 990千円)
2007年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2006年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2005年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | メディア / ラジオ / 戦争 / 東アジア / 帝国 / 産業 |
研究概要 |
本研究は20世紀に新しく登場したメディア産業が東アジア近現代史の変容にどのような関連をもつのか、を明らかにすることを目指すものである。 2005年度にはラジオ放送の登場が東アジア各国に与えた影響を取り上げ、その成果を『戦争・ラジオ・記憶』(勉誠出版社、2006年)として刊行した。 2006年度には1945年8月15日に代表される「終戦記念日」が日本、中国、韓国、その他の国や地域ではどのように報道されていたのかを究明すべく、東京とソウルでそれぞれシンポジウムを開催した。東京で開催されたシンポジウムの内容はその後、佐藤卓己・孫安石編『東アジアの終戦記念日』(ちくま新書、2007年)として刊行された。 2007年度はさらに問題関心を広げ、戦争という極限状態が人々の「日常」生活をどのように変容させたのか、を究明すべく葉書、伝単、ポスター、着物柄などの日常生活と関連の深いメディアを取り上げたシンポジウムを開催した。この成果は「戦争とメディア、そして生活」(『アジア遊学』、第111号、2008年)として刊行された。
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