研究課題/領域番号 |
17310154
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
|
研究機関 | 敬和学園大学 |
研究代表者 |
加納 実紀代 敬和学園大学, 人文学部, 特任教授 (20398986)
|
研究分担者 |
神田 より子 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (40247424)
桑原 ヒサ子 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (70234630)
松崎 洋子 敬和学園大学, 人文学部, 非常勤講師 (80121143)
松本 ますみ 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (30308564)
杉村 使乃 敬和学園大学, 人文学部, 准教授 (20329337)
佐藤 渉 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (70235430)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
6,130千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2005年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
|
キーワード | ジェンダー / 西洋史 / 東洋史 / 日本史 / 美術史 / 第二次世界大戦 / 戦争 / 表象 / 歴史 / 第2次世界大戦 / 女性 |
研究概要 |
本研究は、戦争への女性の参加と社会全体のジェンダー平等はいかなる関係にあるか、国際比較によって明らかにすることを目的にしている。ここでは第二次世界大戦の主要参戦国(日・独・中国・米・英)における女性の戦争協力のあり方を、主に雑誌・映画など大衆向けメディアを対象に女性表象の分析を行った。戦勝国と敗戦国、社会・政治体制の違い等に留意しつつ政府統計・各種指標等の国際比較によって検討・考察してきた。加納・神田は日本、桑原は独、松本は中国、佐藤渉(分担者)は仏、松崎・前嶋和弘(分担者)は米、杉村が英を担当した。各担当者が国際比較研究に相応しい表象媒体を検討した結果、『写真週報』、『日本婦人』、『青年(女子)』(日本)、『ナチ女性展望』(NS Frauren Warte)、Ladies' Home Journal(米)、Picture Post(英)について収集・精読・分析に取り組んできた。複数の政権が存在する占領下のフランス、中国は上記雑誌と比較できるものを見つけることは困難であったが、デジタル化されたポスターや映画における女性表象を対象とした。年間を通して資料の分析、また研究成果発表に取り組んだ。敬和学園大学にてほぼ毎月開催された学生や近隣の大学にも開かれている定例研究会の他に、以下のようなシンポジウムを開催し、研究成果を一般にも広く公開した。 学術シンポジウム「軍事化の〈現在〉を問う:ジェンダーの視点から」2007年11月10日於:新潟市民プラザ総合司会松本(敬和学園大学人文社会科学研究所長) 第一部 研究報告「表象に見る第二次世界大戦下の女性:日本・ドイツ・アメリカ」報告:加納、神田、桑原、松崎 第二部 問題提起:「軍事化とジェンダー」講師:上野千鶴子(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
|