研究課題/領域番号 |
17320055
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
小谷 一郎 埼玉大学, 教養学部, 教授 (60136009)
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研究分担者 |
岡田 英樹 立命館大学, 文学部, 教授 (00030172)
下村 作次郎 天理大学, 国際文化学部, 教授 (20148670)
野間 信幸 東洋大学, 文学部, 教授 (80246769)
権 純哲 埼玉大学, 教養学部, 教授 (80253178)
千野 拓政 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50216561)
飯塚 容 中央大学, 文学部, 教授 (60151239)
絹川 浩敏 立命館大学, 経営学部, 助教授 (20288616)
杉浦 晋 埼玉大学, 教養学部, 助教授 (90235870)
中島 利郎 岐阜聖徳学園大学, 外国語学部, 教授
水羽 信男 広島大学, 総合科学部, 助教授 (50229712)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
10,510千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 810千円)
2007年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2006年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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キーワード | 中国人日本留学生 / 日中戦争 / 「大陸」からの留学生 / 「満州国」からの留学生 / 「台湾」からの留学生 / 「朝鮮」からの留学生 / 「磁場」としての日本 / 中国と日本 / 中国人日本留学生の文学・芸術活動 / 再建後の東京左連 / 中国からの留学生 / 台湾からの留学生 / 「満州」からの留学生 / 朝鮮からの留学生 / 文学・芸術活動 / 中国革命 / 植民地 / 日中戦争期 / 東京左連 / 大陸からの留学生 / 東京左連再建後の文学・芸術運動 / 芸術聚餐会 / 活動全体の「磁場」 |
研究概要 |
1)関係資料の発掘、収集、整理とデータベース化 本研究にとって、一次資料、関係資料の発掘、収集、整理は、その目的からしても、今後の研究発展にとって、最も重要、かつ不可欠な作業の一つである。我々はこのため、国内外の研究協力者の方々と連携しながら、メンバー全員が連絡を取り合いながら、これまで日本国内になかった多くの資料をマイクロフィルムなどのかたちで入手してきた。それらの資料のすべては、埼玉大学に集中し、今後の研究進展に寄与すべくPDF化に努め、整理が整った資料については、『1920-40年代中文稀覯雑誌目録(附著者別索引)・第三輯』として公開すべく、現在、作業を進めているところである。我々は、今後もこうした資料整理とデータベース化を行い、その成果を公開し、大方の便に供したいと考えている。 2)研究者間のネットワーク化 我々は本研究課題に関する国内外の研究者間のネットワークの構築に努めてきた。我々はこの間、全メンバー、さらには、国内外の研究者に呼びかけた研究会を、つごう6回にわたって開催してきた。その間、我々は、日本国内の「『満州国』文学研究会」、「日中芸術研究会」、東京大学東洋文化研究所「1930年代文学研究会」、雑誌〈野草〉を長年に亘って刊行している中国文芸研究会、北京大学中文系、北京魯迅博物館、上海魯迅記念館、中国社会科学院文学研究所、華東師範大学中文系、汕頭大学新国学センターなど、内外の様々な機関と連携を取ることができた。おそらく、こうした内外の各研究機関、研究組織、研究者間の連携は、今後の研究発展に向けて大きな礎となるであろう。我々はこの意味で、本研究の遂行によって、初歩的ではあるが、国内外の研究者間が確立されたと自負している。我々は、今後もこれを土台に、本研究課題の進展に全力を挙げていきたい。
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