研究課題/領域番号 |
17330080
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
浜野 潔 関西大学, 経済学部, 教授 (40288585)
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研究分担者 |
斎藤 修 一橋大学, 経済研究所, 教授 (40051867)
黒須 里美 麗澤大学, 外国語学部, 教授 (20225296)
岡田 あおい 帝京大学, 文学部, 教授 (50246005)
中里 英樹 甲南大学, 文学部, 准教授 (10309031)
山本 千映 関西大学, 経済学部, 准教授 (10388415)
高橋 美由紀 麗澤大学, 国際経済学部, 非常勤講師 (50361845)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
6,770千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 570千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2005年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 歴史人口学 / 家族史 / 宗門改帳 / データベース |
研究概要 |
本研究の目的は、江戸時代の人口行動パターンの地域差を明らかにするため、史料を収集解読し、データベース化し、分析を行うことである。こうしたデータベースはこれまでにも、いくつか作成されてきたが、特別なプログラムと技術を必要とするため汎用性に欠け、広く普及するには至らなかった。 そこで、本プロジェクトでは、検索言語SQLの標準的プログラムの1つであるPostgreSQLを利用したデータベースを完成し、実際の運用を開始した。このプログラムはインターネット上に無料で公開されており誰でも自由にダウンロードすることができるので、今後の歴史人口データの共有基盤となることが期待される。 また、こうしたデータの共有基盤をいかすべく、歴史人口データの入力作業も平行して行った。濃尾地方では、美濃国多芸郡有尾新田、同安八郡中須村のデータ入力を進めた。また、東北地方の新しいデータとして、陸奥国安達郡荒井村の入力作業を実施した。さらに対象地域を広げるべく、播磨国加古郡高砂の入力作業も行った。この他、長崎・桶屋町の宗門改帳解読作業を進めた。 本プロジェクト以前のものを含めると、これまで収集された歴史人口データはきわめて膨大な分量となる。今回、麗澤大学の支援を受け、同大学図書館内に「歴史人口学・家族史アーカイブ」を設置することができた。このアーカイブを拠点とすることで、歴史人口学における比較地域研究はさらなる進展が期待できるだろう。
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