研究課題/領域番号 |
17330084
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
松井 美樹 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 教授 (70173789)
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研究分担者 |
佐藤 修 東京経済大学, 経営学部, 教授 (50170725)
北中 英明 拓殖大学, 商学部, 教授 (20297089)
HELLER Daniel 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 准教授 (00362096)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
12,740千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 1,140千円)
2007年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2006年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 経営学 / 生産システム / オペーレーションズ・マネジメント / オペレーション戦略 / 実証研究 / ジャスト・イン・タイム生産 / サプライチェーン・マネジメント / 新製品開発 / オペレーションズ・マネジメント / 製造業 / 国際比較 / 品質管理 |
研究概要 |
製造企業経営のポイントとなる要因(外部環境、組織、人的資源、改善活動、品質マネジメント、TPM、情報技術と生産情報システム、JITとTOC、サプライチェーン、技術開発、新製品開発、製造戦略、業績指標、等)に関する既存文献レビューと製造企業に対するヒアリング調査を実施し、TOC、サプライチェーン、新製品開発、マスカスタマイゼーション等、特に最近の展開が目覚ましい領域に注意を向けつつ、新たな分析枠組みを構築した。各国の研究者と連絡をとりつつ、分析枠組みに基づいて、1企業当たり19名を対象とした英語版および日本語版質問票を設計し、日本の含む先進工業国10ケ国の製造事業所でデータが収集された。まず日本の36製造事業所に関する個人レベルのデータを用いて測定尺度の構成に関して信頼性と妥当性の検討を行い、各測定尺度に組み入れるべき質問項目を決定した。さらに、同一質問に対する複数の回答者の回答を平均し、事業所レベルのデータを構築し、各測定尺度の基本統計量を検討するとともに、組織、人的資源、品質マネジメント、TPM、情報技術と生産情報システム、JITとTOC、サプライチェーン、技術開発、新製品開発、製造戦略、業績指標といったオペレーションズ・マネジメント領域に対応するスーパー尺度を構成し、わが国製造企業の成功要因、業績の決定要因、様々なプラクティスやシステムの間の連関構造を明らかにした。さらに、わが国製造企業を対象とした分析を他地域に適用し、世界の優れた製造企業が持つ共通要因を抽出するとともに、各国企業の異なる状況要因がその業績指標とどう結びついているかを解明した。
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