研究課題/領域番号 |
17330089
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 城西大学 |
研究代表者 |
福島 和伸 城西大学, 経営学部, 教授 (40316675)
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研究分担者 |
香村 俊武 城西大学, 経営学部, 教授 (20015556)
大島 卓 城西大学, 経営学部, 教授 (80145804)
張 紀潯 城西大学, 経営学部, 教授 (20227341)
木内 正光 城西大学, 経営学部, 助教 (90383174)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
16,520千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 1,320千円)
2007年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2006年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
2005年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
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キーワード | 経営学 / サプライチェーンマネジメント / SCMシステム / 中国における日系企業 |
研究概要 |
本研究は、平成17年度から19年度までの3年間、日本国内および中国に進出した日系企業を中心として、サプライチェーンマネジメント(SCM)および、それに関連する事項に関して幅広く調査を行い、以下の点について成果を得た。 (1)SCMのシステム構築にあたり、諸条件の違いによって、どのような要素やシステム機能を重視しているのかをモデル化して明らかにした。たとえば、"Make-to-Order"か"Make-to-Stock"かの区別、生産規模に関する項目、生産・販売の特性に関する項目として、リードタイム日数や顧客サービス、顧客歩留まり率、プッシュ・プル境界の位置づけなどの項目を検討した。 (2)SCMにおけるプルシステム-プッシュシステム、あるいは"Make-to-Order""-Make-to-Stock"の概念の違いについて、理論的な解明を行った。すなわち、Make-to-Order型とMake-to-Stock型のいずれの生産販売方式が利益を最大にするかという問題をモデル解析により解答を与えた。また、在庫性向という概念を導入することによって、製品を生産販売する際に、上記2つの方式のどちらが適しているかを判別する方法を提示した。 (3)中国に進出している日系企業、とくに民生用電子機器(部品メーカーなどの上流工程を担う企業を含む)に対する訪問インタビュー調査を繰り返す中で、SCMを中心とする諸問題および今後の動向について幅広く考察した。なお、中国での調査は、第1年目および2年目は、上海地域および広東省を中心に実施した。第3年目は、大連での本格的な調査を実施した。
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