研究課題/領域番号 |
17330108
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松村 和則 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (70149904)
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研究分担者 |
土屋 俊幸 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 准教師 (50271846)
呉羽 正昭 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 講師 (50263918)
齊藤 雪彦 (斎藤 雪彦 / 齋藤 雪彦) 千葉大学, 園芸学部, 准教授 (80334481)
佐藤 利明 岩手県立大学, 総合政策学部, 教授 (10215816)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
10,370千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 870千円)
2007年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2006年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2005年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | 生活論 / 資源管理論 / 持続的ツーリズム / 環境社会学 / 林業経済学 / エコ・ツーリズム / スリーピングベア国立公園 / 漁村 / スポーツ・ツーリズム / よそ者 / ムラ / 磐梯山周辺 / 生活論的視点 / 自然資源管理論 / グリーンツーリズム / ウェールズ / リゾート |
研究概要 |
日本における持続的ツーリズムに関する理論的・実証的研究は、社会学(環境社会学)、地理学、林業経済学、林政学などの諸分野で近年漸く活性化してきた。グリーンツーリズムなどが実践的試みを中心にして研究蓄積を果たしつつあるが、実証的研究を踏まえた理論的総括は不十分である。その反省を踏まえて、我々は生活論視点(環境社会学)と資源管理論視点(林業経済学)を踏まえて研究の整理を次のように試みた。 第一部持続的ツーリズムの史的背景と理論的展開 (1)日本における観光地の開発と環境保全(呉羽)(2)持続的ツーリズムの研究動向一英語圏における理論的展開を中心として一(山本)(3)集落空間管理とグリーンツーリズム(齋藤) 第二部オールタナティブな観光の展開と地域:ポストリゾート開発の行方 (4)サステーナブル・ツーリズム論における在地性への視座転換(村田・松村)(5)エコツーリズムの展開と地域持続-福島県裏磐梯地域の事例-(佐藤)(6)自然学校による地域に根ざした自然体験教育の実際(前田・辻)(7)スポーツの空間と生業の場所の重複をめぐる「正統性」の行方(村田・松村)(8)中山間地域における過疎化現象と集落域の空間管理(齋藤) 第三部マス・ツーリズムの遺産と地域:変容過程とその対応 (9)乗鞍高源におけるスキー観光地域の性格変化(呉羽)(10)スリーピングベア国立公園砂丘湖岸地域における持続的ツーリズムの展開(山本)(11)資料:白山麓におけるスキー場開発の遺産と地域の対応(鷲谷・村田・松村)
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