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民俗芸能に内在する教育力に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17330191
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

澤崎 眞彦  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (70014785)

研究分担者 八木 正一  埼玉大学, 教育学部, 教授 (70117026)
田邉 隆  愛媛大学, 教育学部, 教授 (80155192)
平野 朝久  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (40128773)
石塚 真子  愛媛大学, 教育学部, 准教授 (70348431)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
13,400千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 900千円)
2007年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2006年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
キーワード民俗芸能 / 教育力 / 教材化 / 囃す / 囃される / 日本の太鼓
研究概要

本研究では、民俗芸能に内在する教育力を、"囃す・囃される"関係性からとらえて分析し、そのことにより、それぞれの芸能に内在する"囃す・囃される"関係性を、「人と人」、「人と音」、「音と音」の3つの視点から検討した。これらの基礎研究をもとに、民俗芸能の音・音楽にとり組む教育的意義を検討し、それを生かすことのできる教材、教育内容、学習方法に検討・考察を行った。特に、一つの民俗芸能の音・音楽の学びのあり方の理念と方法の考察を、以下の実践及び研究会、調査等によって行った。
実践は、平成17年度の小学生を対象とした実践を行った。特に、日本のお囃子の体験を通して、音と音の関係性についての学びのあり方について実践的な検討を行った。さらに、調査研究を行った。
研究会は、(1)平成17年度の「日本の音・音楽の学びについて"日本の太鼓を学ぼう"」(2つのワークショップとシンポジュウム形式の研究会)。この会では、「日本の太鼓をめぐる音楽教育について」体験と思考を通して討議と検討がなされた。(2)平成18年度の音楽学習学会との共催による「雅楽を体験しよう」。この研究会では、「"合わせる"-学びのプロセスの中で音について考える-」ことをテーマに行われた。(3)、平成19年度は、ア、「"囃す・囃される"関係性」について、具体的に学ぶことのできる学習材・学習方法の開発について研究討議を行った。特に、「太鼓とうたと動き」を伴う芸能を学習材としてとり上げ、実際に授業実践でのとり組みを行った。イ、音楽学習学会との共催で、本研究の研究報告を兼ねて「特別解説『日本の太鼓』について」の中で研究・討議を行った。
調査は、本研究テーマの表題による調査で、国指定無形文化財保存会及び同保存会中心に、それを掌握している教育委員会等々に依頼して行った。
これらの実践、研究会、調査を通して、「囃子」「囃される」ということが、「音と音・音と人・人と人」の相互関係性の中に存在し、教育力として重要なファクターであることが確認された。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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