研究課題/領域番号 |
17330197
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
森茂 岳雄 中央大学, 文学部, 教授 (30201817)
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研究分担者 |
小笠原 嘉康 (小笠原 喜康) 日本大学, 文理学部, 教授 (20194417)
小林 由利子 東横学園女子短期大学, 保育学科, 教授 (50245297)
中山 京子 京都ノートルダム女子大学, 心理学部, 講師 (50411103)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
10,140千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 840千円)
2007年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2006年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | グローバル教育 / 多文化共生教育 / 国際理解教育 / 総合学習 / 教材開発 / スーツケース教材 / 移民学習 / 博学連携 / 移民 / 新しい国際理解教育 |
研究概要 |
本研究は、博物館や学校と連携してグローバル時代に求められる「新しい国際理解教育」のためのアウトリーチ教材(スーツケース総合学習教材)を開発し、その教材の意義を検証することである。ここで「新しい国際理解教育」とは、これまで別々の文脈の中で語られ、実践されてきた「グローバル教育」と「多文化共生教育」を包含する教育である。本研究ではその二つを内包し、インターフェイスする具体的学習内容として「移民」を取り上げた。 本研究の成果は、次の三点である。 1.内外の調査を通して収集した教材を収納したアウトリーチ教材「ニッケイ移民トランク」3セットを完成させ、貸し出し教材として、中央大学森茂岳雄研究室、JICA海外移住資料館、日本ハワイ移民資料館の三カ所に常備した。 2.作成したアウトリーチ教材を用いて、移民をテーマにした学習プログラムを開発し、協力学校で授業実践を行うとともに、博物館や大学、学会、教育委員会と連携して教員研修ワークショップを3回開催し、本教材の適切性や可能性について検証した。 3.本研究の成果を研究代表者及び研究分担者が関連学会で報告するとともに、最終成果を平成17年度〜平成19年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書『グローバル・多文化共生教育のためのスーツケース総合学習教材の開発と実践-日系移民をテーマに-』(研究代表者:森茂岳雄)(A4版、183頁)としてまとめた。また、本報告書の内容をもとに、その他の実践報告他の論考を含め、森茂岳雄・中山京子編著『日系移民学習の理論と実践-グローバル教育と多文化教育をつなぐ-』(明石書店、2008年、450頁)として出版した。 本研究を通して日系移民をテーマにしたスーツケース総合学習教材の意義と可能性が明らかになった。
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