研究課題/領域番号 |
17330204
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
本田 恵子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50317674)
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研究分担者 |
岡田 佳子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 講師 (90367011)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
4,310千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 軽度発達障害児 / ソーシャルスキルトレーニング / ソーシャルスキル尺度 / グループワーク教材 / 行動観察 |
研究概要 |
1.研究の目的:本研究の目的は、軽度発達障害児に対するグループソーシャルスキルトレーニングプログラムを開発することである。本研究における軽度発達障害児とは、AD/HD(注意欠陥多動性障害)、アスペルガー障害、広汎性発達障害、LD(学習障害)などを対象としている。また、プログラムは普通教室内で授業と連動して実施可能なものを開発することを目的とした。 2.研究の経過:平成17年から19年度の研究実践は以下のように進められた。平成17年度は、(1)モデルプログラムの内容抽出、(2)ソーシャルスキル尺度の原案作成、(3)モデルプログラムの実践、(4)アメリカにおける先駆的実践の情報収集。平成18年度は、(1)モデルプログラムの実践および内容の変更(基盤プログラムと標準プログラムの分類)、(3)ソーシャルスキル尺度のデータ収集およびフィードバックプログラムの作成、平成19年度は、(1)普通教室で実践するソーシャルスキル教育ワークブック、および介入用教材開発、(2)ソーシャルスキル尺度の分析、(3)尺度を用いた標準プログラムの実践 3.研究の成果:以上の実践の成果として以下の報告書、プログラム、ワークブック、教材、尺度原案が達成された。 (1)アメリカにおける軽度発達障害児へのソーシャルスキル教育の最新情報をまとめた。「アメリカのスクールカウンセリングと地域連携その3」報告書冊子(2)軽度発達障害児に対するグループソーシャルスキルプログラム(基盤プログラム1,2)および(標準プログラム)を「キレやすい子へのソーシャルスキル教育」ほんの森出版としてまとめた。(3)軽度発達障害児を含むグループ活動時の介入教材の開発。「トラブルは成長のチャンス」DVD教材 (4)ソーシャルスキル尺度ロングバージョンおよびそのフィードバックプログラムが開発された。 今後は、ソーシャルスキル尺度のショートバージョン製作および標準化への作業を引き続き行なう予定である。
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