研究課題/領域番号 |
17360184
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
システム工学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
北條 晴正 東京海洋大学, 社会連携推進共同研究センター, 客員教授 (20377071)
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研究分担者 |
安田 明生 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 特任教授 (00023250)
南 正輝 芝浦工業大学, 工学部, 講師 (70365550)
樊 春明 東京海洋大学, 海洋科学部, 助教 (10311664)
小池 義和 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (30251672)
吉田 将司 サレジオ工業高等専門学校, 講師 (50446241)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
14,550千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 750千円)
2007年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2006年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
2005年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | 1周波 RTK / パッチアンテナ実装 / GPS同期 / 海中超音波通信 / DFE / 微弱無線 / 海洋計測 / センサネットワーク / 1周波RTK GPS / 小形アンテナ / 無線回線長距離化 / 情報システム / ネットワーク / 計測工学 / 海洋工学 |
研究概要 |
本研究は港湾エリアとして沿岸浅海域海上において、高精度位置情報をベースに、水中海底のセンサノードを含む海洋センサネットワークに関する課題研究である。先行技術・研究など調査の結果、研究2年目より当初対象とした陸上港湾エリアを含むユビキタス環境から研究実績の少ない海上分野へ研究対象をシフトした。主な成果は以下の通りである。特に海洋において実現可能な高精度GPSを使用したセンサネットワーク研究に重点が置かれている。 1. 広域ユビキタス無線ネットワーク ノード密度が疎であるがノード間距離が要求される海上で、微弱無線によるネットワークの長距離化を研究しGPS同期方式や高性能クリスタルフィルタ狭帯域SS方式により300m程度の通信を可能にした。 2. 市販の小形1周波GPS/アンテナによる高精度測位 海面近くにおいて市販の1周波形GPSによるRTK GPS(リアルタイムcmレベルの搬送波測位方式)の可能性を実験評価した。1秒シングルエポック・キネマティックGPS方式で30〜40%の測位成功率を得た。 3. 浅海における超音波通信の実用化研究 水中における超音波を用いたセンサネットワークを構成するためにブイを設計製作し、水深2m程度の浅海域で送受波実験を行った。フェージングの影響を排除するためにFSK方式を採用している。浅海域での通信は環境の変化が大きいために、適応等価器として判定帰還等価器(DFE)を用いた。 4. 海底センサ位置特定 浅海におけるセンサ・カプセルカプセル沈下時のMEMSによる自律航法を検討した(未完了)。
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