研究課題/領域番号 |
17360302
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
嘉納 成男 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60112992)
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研究分担者 |
蔡 成浩 鹿島建設株式会社, 研究・技術開発本部技術研究所・建築生産グループ, 主任研究員 (50350434)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
11,160千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 660千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2006年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
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キーワード | 技能工育成 / 労働災害 / 建築工事 / 映像データベース / マニュアル / 技能教育 / ステレオカメラ / 作業マニュアル |
研究概要 |
本研究では、建築作業における技能工の育成と労働災害の軽減を目指し、災害防止のための作業モニタリングシステムの構築および技能継承のための技能教育教材の開発を行った。以下の項目に実施した研究成果を示す。 (1)災害発生プロセスのモデル化 災害事例を収集し、災害の発生プロセスのモデル化を行った。さらに、収集した墜落災害、重機災害に関するモデルから災害要因を抽出し、災害防止のための対策を考える上で抽出した災害要因が有効であることを確認した。 (2)モーションキャプチャを用いた作業動作の記録 モーションキャプチャ装置を用いて技能工の動作データを収集し、アニメーション化するための仕組みを構築した。さらに、収集した動作データを用いて作業負荷を自動算出するための方法を提案し、その有効性を確認した。 (3)ステレオカメラを用いた作業状況のモニタリング 作業現場における重機や作業者の動きを捉えるための方法としてステレオカメラ装置を提案し、現場における実証実験を行った。その結果から、重機や作業者の3次元位置をモニタリングできることを確認した。 (4)建築作業のマニュアルに必要な機能の設定 システムアプローチモデルを用いて、作業者の技能レベルを向上させるための作業マニュアルの構築に必要な機能や情報を明確するための方法を提案した。 (5)デジタルコンテンツを用いたマニュアルの作成 提案した作業マニュアルの構築方法に基づいてデジタルコンテンツを用いたマニュアルを作成した。
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