研究課題/領域番号 |
17360332
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・物性
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
廣田 健 同志社大学, 工学部, 教授 (30238414)
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研究分担者 |
加藤 将樹 同志社大学, 工学部, 准教授 (90271006)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
14,750千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2006年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2005年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
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キーワード | 複合材料・物性 / 電子・電気材料 / 磁性 / ナノ材料 / セラミックス / 界面 |
研究概要 |
近年電子機器の小型・薄型化が急速に進行し、かつ情報処理速度の向上のため、軟磁性材料では高周波領域においても使用できるよう、高電気抵抗で高磁束密度・高透磁率を有するバルク材料が求められている。金属磁性材料は磁気特性が優れているが、電気抵抗が低いために高周波領域では使用できず、一方、フェライト酸化物は飽和磁束密度B_sおよび透磁率μは金属よりも低いが、電気抵抗率ρが高いため高周波領域での磁気損失が少ない。しかし、単一相のバルク磁性材料で上記の要求をすべて満足するものは見当たらない。そこで本研究では、高飽和磁束密度の金属磁性材料としてFe-Ni合金(Fe/Ni=53/47mass%)を、さらに周波数f〜10MHzにおいても使用出来るように、微小粒子径の水アトマイズ粉を採用した.金属と酸化物フェライトに塑性変形能と磁気特性の点から、電気的絶縁層を形成する磁性酸化物にはスピネルフェライトの中で最も高い電気抵抗率と化学安定性の高いMg系フェライト(MgFe_2O_4)をとりあげた。初年度はMg系フェライトの磁気特性を改善するためその最適組成探査を、2年度目はそのMg系フェライトの塑性変形能を調べ、最終年度には、Mg系フェライトを、直径約4.7μmのFe-47Niパーマロイの水アトマイズ金属粒子にコーティングした複合粉体を、カーボン性のモールド・プランジャーを用いてパルス放電加圧法(PECPS)により、昇温速度100℃min^<-1>、800℃-30MPa-3minの条件で焼結し、作製した緻密な焼結体を再度低温酸化処理して、スピネルと金属相が共存するコンポジットを作製することに成功し、その微細構造と磁気特性を評価した。
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