研究課題/領域番号 |
17380166
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用動物科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
青木 不学 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (20175160)
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研究分担者 |
内藤 邦彦 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (20188858)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
14,120千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 1,020千円)
2007年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
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キーワード | 卵 / 初期胚 / 遺伝子発現 / リプログラミング / ヒストン / ヒストン修飾 / 発生 / 受精 / 減数分裂 |
研究概要 |
本研究では、受精前後における遺伝子発現リプログラミング機構の解明のため、次のような研究ステップを計画した。 1.リアルタイムに発現している遺伝子プロファイルの作成 2.転写制御機構の解析-転写因子・エピジェネティックな修飾 3.RNAiによる機能解析 以下にこの計画に沿った研究成果の概略を記す。 1.1細胞期胚にBrUTPを導入し、一定時間内にこれを取り込んだmRNAを抗BrU抗体で単離した後、これをマイクロアレイによって解析することで、1細胞期胚における遺伝子発現プロファイルを明らかにすることを試みた。その結果、1細胞期で発現している50以上の遺伝子を明らかにした。これらの遺伝子の制御領域を解析した結果、PaxおよびEts familyに属する転写因子が結合する配列を持つものが多数存在することが明らかとなった。 2.まず、1500の転写因子を載せたマイクロアレイを用いて、成長卵および初期胚での転写因子の発現を調べた。その結果、転写因子の発現パターンは1細胞期から2細胞期にかけて最も大きく変化していた。さらに成長卵から 2細胞期胚にかけてTATA-lessのプロモーターを活性化するEts familyに属する転写因子群の発現増加が顕著に見られた。次に、成長期卵と受精後の初期発生期胚について、様々なエピジェネテック調節に関わるヒストン修飾を調べた。その結果、卵が成長する過程において、調べたすべてのヒストン修飾が増加していた。また、受精後においては、着床期前初期発生過程で様々な修飾が大きく変化していることが明らかとなった。 3.成長中の卵にRNAiを顕微注入し、in vitroでGV期卵にまで成長させ、その後め減数分裂、および初期発生への影響を調べるための実験系の確立を試み、本実験系が効果的に機能することを確認した。
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