研究課題/領域番号 |
17380191
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松本 哲男 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 教授 (30313977)
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研究分担者 |
前多 敬一郎 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (30181580)
山内 章 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (30230303)
柳沼 利信 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (60135332)
梶田 将司 名古屋大学, 情報連携基盤センター, 准教授 (30273296)
佐々木 太郎 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 研究機関研究員 (10397474)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
11,770千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 870千円)
2007年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2006年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | eラーニング / 遠隔教育 / Sakai / AAACU / カリキュラム / 国際協力 / 情報システム / SAKAI / WebCT Vista |
研究概要 |
アジア農学系大学連合(AAACU)加盟機関のうち、eラーニング・ネットワークの拠点校であるカセサート大学農、獣医学部、チェンマイ大学農学部、国立中興大学農学部の教員と連携して、加盟大学の大学院オンライン・コースの開発、カリキュラム標準化、普及、単位互換性と認定方法を検討し、コース管理システムのWebCTの講習計画、ワークショップの開催などの計画を立案した。今後の研究推進のため各大学よりコーディネータを選出した。 上記大学に加え、レイテ大学、ハノイ農業大学、カンボジア王立農業大学、ソウル国立大学、AAACUより大学院カリキュラム担当責任者を招へいして、平成18年1月にワークショップを名古屋大学にて開催し、これまでの本研究の到達点を整理した上で、各大学の取り組み状況と今後の課題について議論した。その結果、オンライン・コースの作成と開講方法、単位互換性・認定方法等に関わって、大学間で大きな相違点が存在することがあらためて認識され、統一するために克服すべき課題が提案され、各大学においてさらに検討することが合意された。また統合的なカリキュラムの運営と共同学位についてもさらに議論を進めることを確認した。ワークショップ終了後、上記担当教員にWebCT Vistaを用いたオンライン・コース作成の講習を実施した。 平成18年2月WebCT供給会社が買収されライセンスに問題が生じたため、平成18年度から新たにオープンソフトSakaiをオンライン遠隔教育に採用した。そのため、これまでにWebCT用に開発したコースをSakai用に編集する講習が必要となり、関係大学大学院担当教員を招聘して、平成19年2月名古屋大学にて専任講師を招き実施した。 平成20年2月、オンライン教育の教材開発のための会議とSakaiの講習を名古屋大学にて開催した。カリキュラム標準化、普及、単位互換性と認定方法について討議を行い、オンライン・コースの開発を今後も推進することで一致し、一定の前進を見た。拠点校におけるコース作成は現在も行われており、オンラインを用いた実践的大学院教育を実施するための基盤を確立したといえる。今後の課題としては、単位互換性の確立がある。
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