研究課題/領域番号 |
17390001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
橋本 俊一 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (80107391)
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研究分担者 |
中村 精一 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 准教授 (90261320)
穴田 仁洋 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 助教 (90344473)
南部 寿則 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 助教 (80399956)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
15,900千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 1,200千円)
2007年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2006年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2005年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | ロジウム(II)錯体 / 不斉触媒反応 / カルベン / ナイトレン / C-H挿入反応 / シクロペンタン / ルイス酸 / ヘテロDiels-Alder反応 / α-アミノケトン / α-フェニルグリシン誘導体 / カルボニルイリド / 1,3-双極付加環化反応 |
研究概要 |
N-フタロイルアミノ酸を架橋配位子として組み込んだロジウム(II)カルボキシラート錯体およびその誘導体を用いた不斉触媒反応を検討し、本年度は以下の成果を得た。 α-ジアゾエステルの分子内C-H挿入反応にRh_2(S-PTTL)_4を触媒に用いると、完璧なジアステレオ選択性かつ最高95%の不斉収率で1,2-シス二置換シクロペンタン誘導体が得られることを見出した。当初予想された1,2-水素移動によるアルケンの生成は全く認められなかった。本法は1,2-シス二置換インダン誘導体およびC_2対称型2,2'-二置換-1,1'-スピロビインダンの不斉合成にも適用可能であることが分かった。 (2)(2-ニトロフェニルスルホニルイミノ)フェニルヨーディナンをナイトレン前駆体とするシリルケテンアセタールの不斉アミノ化反応において、Rh_2(S-TCPTTL)_4を触媒に用いると最高98%の不斉収率でα-フェニルグリシン誘導体が得られることを見出した。また、2,2-ジメチルクロメンに対し(4-ニトロフェニルスルホニルイミノ)フェニルヨーディナンを用い不斉アジリジン化反応を行うと94%の不斉収率が得られることが分かった。 (3)酸素官能基一つで活性化された1,3-ジエンとアセチレニックアルデヒドとの不斉ヘテロDiels-Alder反応にRh_2(S-BPTPI)_4をルイス酸触媒として用いると、完璧なシス選択性と最高99%の不斉収率でテトラヒドロピラノン誘導体が得られることを見出し、本反応を鍵工程とするカリキシンL合成中間体の触媒的不斉合成を行なった。
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