研究課題/領域番号 |
17390082
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
麻生 悌二郎 高知大学, 医学部, 教授 (20291289)
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研究分担者 |
執印 太郎 高知大学, 医学部, 教授 (80179019)
北嶋 繁孝 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (30186241)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
14,500千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 900千円)
2007年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2006年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2005年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | Elongin / 転写伸長 / RNA polymerase II / 細胞老化 / アポトーシス / p53 / p38 MAPK / 低酸素誘導 / Rpb1 / ubiquitin / ubiquitin ligase / DNA damage |
研究概要 |
1.Elongin A欠失によるアポトーシスと細胞早期老化の誘導 Elongin A遺伝子欠失マウスを作製したが、ヘテロ欠失マウスは野生型同様に正常に発育したのに対して、Elongin Aホモ欠失マウスはアポトーシスが主原因と考えられる全身性の低形成のために胎生10.5日頃に致死となった。さらに、ホモ欠失マウス由来の線維芽細胞(MEF)は、p53およびp98 MAPKの活性化を伴い、アポトーシスに加えて細胞早期老化の表現型を示した。表現型誘導のシグナル経路を探るため、p53およびp38 MAPKに対する阻害剤やp53欠失マウスとの交配による救済実験を行った結果、細胞早期老化の誘導にはp53ならびにp38 MAPKの両経路が、アポトーシス誘導にはこれら以外の未知の経路が関与していることが示唆された. 2.Elongin Aのin vivo機能の解析 Elongin Aの核局在およびpol IIとの会合に必要な配列について解析した結果、各々アミノ酸413-418および590-690に相当する配列が重要であることが明らかになった。さらに、Elongin Aホモ欠失型MEFのゲノム不安定性の原因を探るため、DNA複製フォークの進行速度を計測したところ、同MEFでは野生型と比べて顕著な低下を認め、Elongin Aが伸長途上でのpol IIの停止頻度を減らすことでゲノム安定性の維持にも寄与していることが示唆された。
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