研究課題/領域番号 |
17390130
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
内山 竹彦 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (00050550)
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研究分担者 |
今西 健一 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (20132920)
八木 純二 (八木 淳二) 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (70182300)
藤巻 わかえ 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90256496)
加藤 秀人 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (00241084)
松田 義雄 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (10339020)
菊池 賢 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (60214748)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
12,400千円 (直接経費: 12,400千円)
2006年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
2005年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | TSS / NTED / superantigen / T cell / SelP / SDMG / TSST-1 / スーパー抗原 / T細胞 / Vβ12+T細胞 / トキシックショック症候群 / TCR / Vβエレメント |
研究概要 |
成人におけるトキシックショック症候群(toxic shock syndrome, TSS)は黄色ブドウ球菌感染症のなかでも最も重症化あるいは致死性の高い疾患である。1998年には新生児のTSS,新生児TSS様発疹症(neonatal TSS-like exanthematous disease, NTED)を提唱した。NTED患児の多くは臨床症状は軽度であり、自然治癒する。いずれの疾患でもスーパー抗原TSST-1(TSS toxin-1)による応答性Vβ2+T細胞の過剰活性化に続く過剰のサイトカインが疾患発症機序に一義的に関与している。科学研究費基盤Bにより多くの研究がなされ、下記の成果を得た。1)スーパー抗原によるT細胞活性化にはT細胞の補助シグナルCD28の関与が必要であることが明らかにされた。2)ベーチェット病患者から分離された口腔細菌からはスーパー抗原は検出されなかった。3)TSST-1のT細胞活性化作用を抑制する注射用漢方薬を見出した。4)黄色ブドウ球菌とC群レンサ球菌から新規のスーパー抗原staphylococal enterotoxin-like toxin P(SelP)とStreptococcus dysgalactiae mitogen Gを発見した。5)新生児疾患NTED起炎黄色ブドウ球菌の細菌学的解析を行った。6)重症NTEDを報告した。患児はDICと冠動脈拡張を呈し、応答性Vβ2^+ T細胞は成人型の増幅を示した。
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