研究課題/領域番号 |
17390231
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
清水 壽一郎 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (80294403)
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研究分担者 |
高木 都 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (00033358)
毛利 聡 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 講師 (00294413)
中村 一文 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (10335630)
宮坂 武寛 姫路獨協大学, 健康保健学部, 教授 (60308195)
八木 直人 高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門II, 主席研究員 (80133940)
梶谷 文彦 川崎学園, 医療福祉大学・医療短期大学, 教授 (70029114)
辻岡 克彦 川崎医科大学, 医学部, 教授 (30163801)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
16,130千円 (直接経費: 14,900千円、間接経費: 1,230千円)
2007年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2006年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2005年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
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キーワード | SPring-8 / X-ray Diffraction / Hypoxia / Myofilament Lattice / Crossbridge / Contraction / Frank Starling Law / Ca Transient / Heart Rate / Transmural Heterogeneity / X線回折 / 心臓 / 左心室自由壁 / アクチン / ミオシン / クロスブリッジ / ラット |
研究概要 |
研究代表者である清水壽一郎は、心臓生理学、特に心筋の興奮収縮連関に関わる分野で研究を推進してきた。即ち、臓器としての心臓の挙動を詳細に観察し、力学的エネルギー学的な解析あるいは理論的な解析を加え、心筋細胞内カルシウム動態の推測、心筋クロスブリッジ動態の推測を行ってきた。その結果、心筋細胞内カルシウム動態は心臓の容積に影響を受けず、心筋線維のカルシウム結合能も大きな変化を受けないこと、従って心臓の容積依存性の収縮力増加(Frank-Starlingの法則)はアクチン線維とミオシン線維との相互作用に大きく依存する可能性を示してきた。心筋のアクチン線維とミオシン線維との相互作用、即ちクロスブリッジ動態、を観察する手法はいくつか提案されているが、X線回折実験が最も生理的な条件下での観察方法であるものの、X線源の性能上の問題から乳頭筋標本を用いて相当数の収縮の加算平均によりようやく観察可能であった。しかし、世界最大の第三世代大型放射光施設であるSPring-8の供用に伴い十分な数の光子と波長・位相が良く揃ったX線源が確立され、ラットの心臓(厚さ10mm)を透過してのX線回折実験により単収縮のクロスブリッジ動態解析を行う条件が整った。そこで本プロジェクトの最終目標をラット心臓におけるクロスブリッジ動態解析法を確立として研究を進め、収縮機能不全における左心室発生圧と心筋クロスブリッジ動態について、興奮収縮連関との関連も含めて解析を行った。詳細については報告書本文を参照されたい。
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