研究課題/領域番号 |
17390348
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
今井 常夫 名古屋大学, 医学部・附属病院, 講師 (80252245)
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研究分担者 |
中尾 昭公 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70167542)
小林 猛 中部大学, 応用生物学部, 教授 (10043324)
菊森 豊根 名古屋大学, 医学部・附属病院, 病院助手 (90402635)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
16,590千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 1,590千円)
2008年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2007年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2006年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
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キーワード | 乳癌 / 温熱免疫療法 / ハーセプチン / マグネタイト / リポソーム |
研究概要 |
ハーセプチンが表面に結合したマグネタイトを含んだリポソーム(HML)を開発した。ヌードマウス移植ヒト乳癌皮下腫瘍のモデルで、腫瘍へのHML局注により48時間までHMLは局所に残留し、他臓器移行はきわめて少ないことが示された。局注直後、24時間後に各々30分の交番磁場照射で、腫瘍のみを特異的に加温することができ、その結果腫瘍のほぼ完全な消退をもたらすことが確認された。以上からHMLは乳癌組織特異的温熱療法の発熱素材として用いうることが示され、再発乳癌において第I相臨床試験を計画することができた。
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