研究課題/領域番号 |
17390490
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
斎藤 一郎 鶴見大学, 歯学部, 教授 (60147634)
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研究分担者 |
美島 健二 鶴見大学, 歯学部, 助教授 (50275343)
井上 裕子 鶴見大学, 歯学部, 講師 (50367306)
朝田 芳信 鶴見大学, 歯学部, 教授 (20184145)
坪田 一男 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (40163878)
山田 耕一 鶴見大学, 歯学部, 助手 (60367307)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
15,300千円 (直接経費: 15,300千円)
2006年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
2005年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
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キーワード | 自己免疫疾患 / シェーグレン症候群 / リンケージ解析 / NFS / sldマウス / 疾患関連遺伝子 |
研究概要 |
NFS/sldマウスはシェーグレン症候群様の病態呈し、この形質はNFS/sldマウスの舌下腺分化異常と関連している。この変異遺伝形質が常染色体劣性遺伝の変異表現型を示すことから、NFS/sldマウスと正常マウスの交配により生まれたマウス(F1)とNFS/sldマウスを再度交配することにより産まれたマウス(N2)を解析対照とし、変異表現型と関連した遺伝子の解1析を行った。正常マウスとしてC57BL/6(B6)マウスを用い、N2マウスの変異表現型の出現率を比較した結果、N2マウスにおいて舌下腺分化異常の出現頻度が61%と最も高く認められた。各染色体当たり3カ所のMit markerを選択し、PCRによりNFS/sldマウスとB6マウスにてその増幅長に差があるか否かを検証中である。また、ホメオボックス遺伝子の一つであるNkx2.3の欠損マウスでも舌下腺の粘液腺に形成異常が起きることが報告されていることから、NFS/sldマウスにおける当該遺伝子の発現量やそのアミノ酸配列を検討した。その結果、B6マウスと比較してNFS/sldではNkx2.3の発現量は有意に減少していた。このNkx2.3発現量の差の要因としてプロモータ配列の変異の可能性を検討するために、その塩基配列の解析を行った結果、開始コドンより166塩基上流に一塩基多型が認められた。さらにプロモータ流域にあるCpG配列の予想されるメチル化の発生率を解析したが両マウス間で明らかな差は認められなかった。また、当該遺伝子をコードするアミノ酸配列に変異が生じている可能性、さらにイントロン内の遺伝子変異によるalternative splicing formの発現の可能性を想定し、genomic DNAについてその塩基配列の解析を行った。その結果exon領域にバリン残基からグリシン残基への一アミノ酸の変異が認められた。
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