研究課題/領域番号 |
17390583
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
加納 尚美 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 助教授 (40202858)
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研究分担者 |
三隅 順子 Tokyo Medical and Dental University, Medical and Health, Lecture (80282755)
米山 奈奈子 Akita University, Medical and Health, Associate Professor (20276877)
高瀬 泉 Shiga Medical University, Medical, Lecture (30351406)
梶原 洋子 (梶原 祥子) Ibaraki Prefectural University of Health Sciences, Nursing, Associate Professor (10299985)
山海 千保子 Ibaraki Prefectural University of Health Sciences, Nursing, Assistant Lecture (90438101)
島田 智織 Tokyo Healthcare University, Nursing, Lecture (90347245)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
9,060千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 660千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2006年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2005年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | ドメスティック・バイオレンス / 性暴力 / 被害者支援 / 看護研修プログラム / 教材評価 / 急性期看護ケア / ポートフォリオ / 研修プログラム / SANE / 教育評価 |
研究概要 |
性暴力被害者支援に関する看護研修プログラムについて、下記の研究を行った。 1. 「国内・海外の研修プログラム内容、研修方法、教材の検討」 我々はアメリカ合衆国の視察を通じて、アメリカでは法看護という領域が確立し、看護師たちが看護業務の裁量権を拡大するために多大の努力を払っていることを知った。そこで、日米の法律や社会情勢の相違を踏まえて、日本版「性暴力被害者支援看護師養成講座」の研修目的・内容についてプログラムを作成した。 2. 「研修プログラムに役立つ視聴覚教材の開発と評価」 我々は2本の視聴覚教材(ビデオ/DVD)を制作し、評価研究を行った。 第1本目の「性暴力被害にあった人への急性期看護ケア」では、支援者、看護学生を対象にビデオ視聴後のアンケート調査を行い、教材としての有効性に概ね良好な評価が得られた。 第2本目の「ドメスティック・バイオレンス被害者への急性期看護ケア」では、DVD上映会を全国各地で企画・主催し、視聴した参加者にアンケート調査とグループ・ディスカッションを行った。アンケート調査やディスカッションにおいても教材としての評価は良好であり、次のステップの教材開発を期待する声が多数寄せられた。 3. 「性暴力被害支援看護師養成研修内容の評価」 特定非営利活動法人「女性の安全と健康のための支援教育センター」(以下、略して「支援教育センター」)が主催した「性暴力被害者支援看護師養成講座」の受講生に記述式アンケート調査を行い、研修内容に関する詳細なフィードバックを得ることができ、概ね学習の満足度は高いことがわかった。学習者側の意見を反映させ、今後さらに研修プログラムを充実させる必要がある。 [table] 研究分野:医学 科研費の分科・細目:看護・臨床看護
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