研究課題/領域番号 |
17401019
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
三谷 孝 一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (40126371)
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研究分担者 |
内山 雅生 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (30151905)
田中 比呂志 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (90269572)
弁納 才一 金沢大学, 経済学部, 教授 (90272939)
李 恩民 桜美林大学, リベラルアーツ学群, 准教授 (90372911)
田原 史起 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20308563)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
12,180千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 1,080千円)
2007年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2006年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2005年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 東洋史 / 経済史 / 経済政策 / 社会学 / 政治学 / 国際研究者交流 / 中国 |
研究概要 |
平成17年度は、河南省の農村を研究・調査する予定であったが現地当局の許可が得られなかったため、北京・開封・鄭州の図書館・文書館において重要な文献・史料を閲覧・収集するとともに、河南大学において河南の農村の歴史と現状について研究交流会を実施した。 平成18年度・平成19年度は、山西師範大学の4名の共同研究者の協力の下に山西省における農村調査の準備を進めて、(1)国内での研究会で、山西省臨汾市等の村落について、戦前の農村調査報告・地方志等の内容を検討して、各自の分担項目について調査マニュアルを作成した、(2)平成18年度には10月末からの9日間、中国側共同研究者3名を招聘して、調査予定地の臨汾市高河店の予備調査・折衝の報告を受けて、共同調査計画について打ち合わせた、(3)日本側メンバーは、平成18年度には12月15日から28日の間、平成19年度には8月17日から8月30日までの間、臨汾市高河店での現地調査による総計延べ100人の村民からの聴き取り調査を実施した、(4)さらに土地証・地方志関係史料等の収集、地方史研究者との座談会、山西大学中国社会史研究センターでの史料収集と研究交流等を実施して、当該農村の歴史と現状について理解を深めることができた。 帰国後には、インタビュー記録を整理し、収集した史料を製本するとともに、研究会において現地調査の成果と問題点を検討し、各メンバーが分担する研究テーマについて報告して、3年間の研究成果の取りまとめについて、農村調査記録及び研究論文集を公表するという全体的な方針を決定してその準備作業を開始した。
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