研究課題/領域番号 |
17405036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
佐々木 市夫 国立大学法人帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (70125384)
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研究分担者 |
関川 光男 (関川 三男) 国立大学法人帯広畜産大学, 大学院・畜産学研究科, 教授 (30120489)
三浦 秀穂 国立大学法人帯広畜産大学, 教授 (10173981)
渡邊 芳之 国立大学法人帯広畜産大学, 教授 (60231015)
福島 道広 国立大学法人帯広畜産大学, 教授 (20231558)
小池 正徳 国立大学法人帯広畜産大学, 准教授 (00205303)
倉持 勝久 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (00091546)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
12,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 630千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2006年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | サイエンスショップ / 食品リスク解析 / 公共性 / 市民参加型 / 社学連携 / 市民参加・駆動型 / 「街育プラザ」 / 食品 / 環境 / 衛生 / 現場科学 / コミュニティ・ベースト・リサーチ / 現場科学としての媒介専門性 |
研究概要 |
本研究の最終目的は、帯広畜産大学における農学系サイエンスショップの展開可能性を検討し、その具体設計を試行することであった。 我々の研究成果に基づくと、農学系サイエンスショップの展開条件は次の4点に集約できた。1に、思考力は決して高くはないが、身の回り公共問題を問い続ける市民の存在である。2に、その市民の問いかけ・懸念に対して細やかに応答できる大学の存在である。3に、その応答の中身は、専門家同士の学術論争ではなく、平易で誠実な説明ないしコミュニケーションでならなければならないことである。4に、その応答の公共性を担保にするため、サイエンスショップにおける研究成果は公開されなければならないことである。 この展開条件を確認したうえで、サイエンスショップの具体設計を検討するため国際フォーラム『大学におけるサイエンスショップを考える-自然と人間と社会がともに成熟する将来に向けて-』を開催し、その国際討論の成果を踏まえて、本研究は、帯広畜産大学共同研究センターにおいて、新しい市民参加・駆動型社会貢献事業「帯広畜産大学街育プラザ」に結実した。その設計骨子は以下の通りであった。 1) 運営主体:「帯広畜産大学街育プラザ」運営委員会 2) 研究課題:市民の応募課題の中から、運営委員会が採択課題を選考。 3) 対応する研究者・学生:採択課題と研究者・学生の関心を運営委員会が調整・決定 4) 財源:大学の負担上限は20万円。課題採択者から実費に応じて大学負担額よりも少額の負担。 5) 調査期間:1〜2年
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