研究課題/領域番号 |
17500011
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
譚 学厚 東海大学, 開発工学部, 教授 (50256179)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,350千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | アルゴリズム / 計算幾何学 / 警備員巡回路問題 / 多角形捜索問題 / オンラインアルゴリズム / 競合比 / チェーンガード / 計算量 / 時間計算量 / 捜索アルゴリズム / 可視イベント / ツーガード問題 / 近似アルゴリズム / リンク距離 |
研究概要 |
多角形の内部(静的対象)を全部見渡すような最短の巡回路を求める問題(watchman route problem)については、捜索者に見える部分的な地理情報に基づいて巡回を行うオンライン型のアルゴリズムを開発した。我々のオンラインアルゴリズムより得られる巡回路の長さが最短警備員巡回路の長さの6.7倍以内であり、これまで知られている競合比(competitive factor)26.5を大きく改善する。競合比に対する更なる改善も可能である、それに関する研究は今進行中である。 多角形の内部をハイスピードで走り回っている対象者を見つける多角形捜索問題(polygon search problem)については、3人の捜索者が互いに安全を確認し合いながら捜索を行う効率なアルゴリズムを開発した。具体的に、アルゴリズムの時間計算量と記憶領域量はそれぞれ0(n log n+m)と0(n)である。ここで、nは多角形の頂点数、mはチェーンになった3人が多角形を捜索するのに必要なコマンドの最小数です。我々の結果は、これまでの0(n^2 log n)時間計算量と0(n^2)記憶領域量を改善する。
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