研究課題/領域番号 |
17500029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム・ネットワーク
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
菅沼 拓夫 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (70292290)
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研究分担者 |
白鳥 則郎 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (60111316)
木下 哲男 東北大学, 情報シナジー機構, 教授 (20282006)
北形 元 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (20344731)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 共生コンピューティング / ポスト・ユビキタス / プラットフォーム / ミドルウェア / 見守り支援 / マルチメディア通信 / エージェント |
研究概要 |
ポスト・ユビキタス環境の実現を目指し、人とIT環境が共生するためのソフトウェア基盤技術である「共生コンピューティングプラットフォーム」の研究開発を推進した。本研究開発により「いつでも、どこでも」に加え「安全に、便利に、安心して」サービスを享受できる、世界に先駆けたポスト・ユビキタス環境の基盤技術を構築した。具体的には以下の研究・開発を実施した。 1.共生コンピューティングプラットフォームの基本概念の創生 2.マルチエージェントに基づく共生コンピューティングプラットフォームの研究開発 3.共生コンピューティング基盤ミドルウェア(AMUSE)の研究開発 4.共生コンピューティングプラットフォームの評価 4.において評価用アプリケーションとして,高齢者の見守り支援システムのプロトタイプを開発した。プロトタイプを用いた実験結果に基づき、共生コンピューティングプラットフォームの総合評価を実施した。その結果、共生コンピューティング基盤ミドルウェアAMUSEを利用して開発したプラットフォームが極めて効果的に働き、これにより従来にない利用者にやさしい高品質なサービスが提供できていることを検証した。 以上の研究成果を国際論文誌、国際会議等にて発表した。また国際会議における招待論文3件、論文賞受賞1件、国内シンポジウムにおける論文賞1件,招待論文1件など、本成果は内外から高い評価を受けている。以上から本研究は当初予定を超える成果を得ることができたといえる。
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