研究課題/領域番号 |
17500106
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
木村 春彦 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (60141371)
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研究分担者 |
南保 英孝 金沢大学, 自然科学研究所, 講師 (30322118)
阿部 武彦 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 助教授 (60298320)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2005年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 独居老人 / 癒し / 環境認識 / 感情認識 / 超音波センサ / ペットロボット / 推論の高速化 / 植物生体電位応答 |
研究概要 |
本研究で明らかにしたことは、以下の機能の実現である。これらの機能を申請者がこれまで開発してきた独居老人介護システムの機能として追加する。 1.犯罪/災害を判定するシステムに装備予定の推論システムのスピードを向上させた。 2.マルチプルアライメントを応用して、独居老人の生活環境から、未知の機能や状態を予測するために、マルチプルアライメントの最適解探索手法を開発した。 3.ペットロボットを用いた感情認識システムを開発した。 4.独居老人の行動パターンを分類するために、環境の変化によって生じる複雑な形をした雪の結晶に対応ずけて、類似パターンを生成する手法を開発した。 5.独居老人の行動パターンを遺伝的アルゴリズムを用いて予測するために、多様性の維持が必要となり、そのために改善集団と改悪集団による進化的停滞を回避する手法を開発した。 6.癒し設備実現のための感情認識システムを開発した。 7.独居老人の近い未来の行動予測のためのPSO(粒子群最適化)の改良を試みた。 8.超音波センサを用いた浴槽内の異常検知システムを開発した。 9.独居老人宅でのセンサエージェントを用いた空気汚染方向診断システムを開発した。 10.温度センサと荷重センサを用いた就寝時健康モニタリングシステムを開発した。 11.歩行特性に基づく老人歩行支援システムを開発した。 12.感覚概念を導入したニオイセンサによる独居老人環境認識システムを開発した。 13.マルチエージェントを用いた店舗内老人行動シミュレータを開発した。 14.マルチエージェントとニオイセンサを用いて室内空気汚染方向の推定を可能にした。 15.風速の変化に伴って植物の生体電位応答が変化することを実証した。 16.ゲシュタルト心理学に基づく抽象図形の群化領域の認識方法を開発した。
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