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小・中学生における「インターネット依存」の感性情報的検証と改善プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17500141
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 感性情報学・ソフトコンピューティング
研究機関信州大学

研究代表者

南澤 信之  信州大, 教育学部, 助教授 (40362090)

研究分担者 清水 義雄  信州大学, 繊維学部, 教授 (20150675)
上條 正義  信州大学, 繊維学部, 助教授 (70224665)
高寺 政行  信州大学, 繊維学部, 教授 (10163221)
佐渡山 亜兵  信州大学, 繊維学部, 教授 (70273076)
田巻 義孝  信州大学, 教育学部, 教授 (50090428)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードインターネット / IT活用状況 / コミュニケーション / Altruism認知 / 感性情報 / 教育学
研究概要

平成17年度は、特に中学校を卒業した高校生と小学生の利用状況の実態調査を行い、その実態を把握した。結果は、11月に行われた第1回横幹連合コンファレンスにて発表した。パソコンは、小学生も高校生も約8割はプライベートで使用し、携帯電話については、小学生では6割、高校生ではほとんどの子どもたちがプライベートで利用している。その利用形態も道具として利用しているのではなく、コミュニケーションとして利用しているケースが大半であることを明らかにした。女子は、男子に比べ、学校は好きなもののネット上での友人を求めたり、携帯がつながらないとイライラする傾向があることを明らかにした。
また、9月の日本感性工学会第7回大会では、マスメディアにおけるコンテンツの課題とパーソナルメディアにおけるコンタクトの課題をリテラシー教育で求められてきたが、ITと放送の融合からこれらが混在してきており、統合的なリテラシー教育が必要であることを説いた。
同大会においてさらに、電子メールを介したAltruism認知の規定要因について、中学生を対象に調査した結果を公表した。調査結果からメールの使用開始時期が早い生徒や頻繁に使用している生徒は、Altruism認知が有意に低いことが明らかとなった。
そのほか、日本の現状に比較的近いと言われる台湾の台北市における視察調査も行った。
また、都市部と地域部との比較を行うために、大阪市と山形県米沢市においても視察を行い、来年度の実態調査に向けての具体的計画を策定した。
これらについては、平成18年度にまとめ、報告する予定である。

報告書

(1件)
  • 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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