| 研究課題/領域番号 |
17500164
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
情報図書館学・人文社会情報学
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| 研究機関 | 金沢工業大学 |
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研究代表者 |
阿部 武彦 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 助教授 (60298320)
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| 研究分担者 |
南保 英孝 金沢工業大学, 自然科学研究科, 講師 (30322118)
木村 春彦 金沢工業大学, 自然科学研究科, 教授 (60141371)
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| 研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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| 研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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| 配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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| キーワード | マーケティング / 意思決定支援システム / 人物計数 / 人物識別 / 人工知能 / エージェント / 赤外線センサ / 経営情報システム / 意思決定支援 / エリアスキャナ |
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| 研究概要 |
本研究で明らかにしたことは、以下の機能の実現であり、これらの機能をもつ「売場効率向上のための知的マーケティング意思決定支援システム」を構築した。
1.売場での知的人物計数
赤外線センサと人工知能技術を用いて知的人物計数システムを構築した。知的人物計数システムの機能は、次の2つである。
(1)人物計数
赤外線センサと推論技術を用いた知的人物計数システムを開発した。これは従来のビデオカメラによる画像処理では不可能であった薄暗い店舗内での人物計数ならびに人物の移動方向の把握を可能としたものである。
(2)人物識別
赤外線エリアスキャナセンサと人工知能技術を用いて知的人物属性識別システムを開発した。これは2組のエリアスキャナ間を通過する人物の形状を検出し、形状データをもとに男女識別をするものである。一人通過の条件のもとで約80%の男女識別精度を達成した。また同じく赤外線エリアスキャナセンサを用いた別手法の人物属性識別システムも開発した。これはセンサにより通行人の身長・歩速・歩幅を検知することで、予め多数の通行人歩行データから作成しておいたベイジアンネットワークの条件確率モデルを利用して男女識別を行うものである。実験では一人通過時に約85%の精度を達成した。
2.マルチエージェントによる店舗内人流シミュレーション
複数の顧客をマルチエージェントで表して、顧客の店舗内行動、特に顧客の動線を解析できるシミュレータを開発した。様々なフロアレイアウトや売場配置のもとでの顧客の動線や売場前通過率の変化を解析することが可能なため、実店舗での実験が困難である売場配置決定問題のマーケティング意思決定支援ツールとして利用できる。
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