研究課題/領域番号 |
17500182
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
景山 三平 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70033892)
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研究分担者 |
桑田 正秀 広島大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10144891)
神保 雅一 Nagoya University, Graduate School of Information Science, Professor (50103049)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,410千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | ブロックデザイン / 実験計画 / 構成法 / 解析法 / 組合せ構造 / BIBD / PBIBD / GD / 解析 |
研究概要 |
本研究は3年計画で実施した。活動概要は以下の通りである。研究結果について、国内では、京都大学(国際会議)、国際自然科学研究所(倉敷市)、埼玉大学、神戸大学、慶応大学(交際会議)、東北大学、芦原町(福井県)、上山市(山形県)での学会及び研究会等に参加し、積極的で有意義な情報交換と研究発表を実施した。国外では、中国の南開大学組合せ論センターでの共同研究、香港での数理統計学に関する国際会議、オーストラリアのブリスベンでの組合せ数学に関する国際会議、ポルトガルのトマールでの統計学に関する国際会議、スロバキアのブラチスラバでの組合せ論に関する国際会議での講演及び情報交換を行うと共に、得られた研究結果について多くの参加者と直接的で有益な議論を行った。各分担者がそれぞれの研究課題について全体の研究テーマを見据えながら研究を実施し、景山が全体の調整を行った。 全員で構成法の集合体を眺めその構造化と異領域との接点について議論を行い新しい側面を発見した。考察結果は、プロジェクト全体としては概ね満足のいくものであったと総括している。それらの(景山を中心とした)研究結果の概要は以下の通り。 1. 分解可能な種々のブロック計画の新しい構成法の導出に、釣合い型不完備ブロック計画や部分釣合い型不完備ブロック計画等を再帰的に用い、その構成方法に関する結果を得た。併せてアフィン分解可能計画の存在性問題において画期的な結果を得た。更に、他の種々の実験計画に対しても考究し、結果を得た。 2. 分散分析の観点から一部実施要因計画や多次元配置の研究目的に合った新しい構成法・統計的解析を考究し、結果を得た。 3. 符号構成との組合せ論的接点を考究し、結果を得た。
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