• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

LRRとIgドメインを持つ分子の神経発生過程における機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 17500234
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

本間 俊作  福島県立医科大学, 医学部, 講師 (20261795)

研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードLRR / immunoglobulin / ドメイン / マウス / 中枢神経 / 系統樹 / ハイブリダイゼーション / 接着分子 / Immunoglobulin / 脊髄神経節 / 一次球心性繊維 / 免疫組織化学 / Ig / 一次球心性線維 / 運動ニューロン / in situ hybridization / 脊髄 / ニワトリ胚
研究概要

この研究において、leucine-rich repeats(LRR)とimmunoglobulin(Ig)ドメインを同時に持つヒトの分子を公共データベースから網羅的に検索し、得られた分子のアミノ酸配列の相同性とこれに基づいた系統関係やドメイン構造を詳しく解析した。また発生初期のマウス胚における相同遺伝子の発現パターンを詳細に調べ、得られた分子の発現プロファイルを作成した。
公共データベースの検索の結果、合計35個のLRRとIgドメインを持つ分子を見いだすことができた。その大半の分子については研究の過程で何らかの形で報告され、現在では新規の分子と呼ぶことは難しい状況になったが、その発生過程における役割についてはほぼ全ての分子について未だほとんど明らかになっていない。この研究において詳細に発生過程における発現様式を解析した結果、いくつかの分子についてはその機能を仮説化することができ、現在解析中である。
得られた35の分子について系統関係を調べた結果、LINGO/NGL分子からなるグループ、複数のIgドメインを持つ分子からなるグループ、LRRとIgドメインに加えてfibronectinドメインをさらに持つ分子からなるグループ、そしてAMIGO分子単独で構成されるグループの4つに大別できることが判った。
発現様式については、大半の分子が神経系をはじめとする様々な組織において広範囲に発現していたものの、いくつかの分子については神経系特有あるいは神経系以外の組織に特有な発現様式を示した。このLRRとIgドメインを持つ分子の広範囲にわたる発現様式は、この分子が複数のドメインから構成されるという分子間相互作用における汎用性の高い分子構造を持つこと、すなわち発生過程において様々な分子と相互作用することにより、多面的な機能を果たしていることを反映しているものと考えられる。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ISLR2の脊髄における発現パターンと一次求心性線維の投射形成における役割2006

    • 著者名/発表者名
      増田 知之
    • 学会等名
      日本解剖学会
    • 発表場所
      東京
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要

URL: 

公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi