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トランスジェニックマウスによる,アストロサイト群がつくるコンパートメントの形態解析

研究課題

研究課題/領域番号 17500239
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

佐々木 宏  東京女子医科大学, 医学部, 教授 (10014177)

研究分担者 早川 亨  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60322484)
本多 祥子  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (40287313)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワードトランスジェニックマウス / アストロサイト / GFAP / transgene / 融合タンパク質 / 白質 / 灰白質 / 大脳皮質 / 小脳皮質 / 脳幹 / 脊髄
研究概要

EGFPを発現している細胞が確かにアストロサイトであることを、抗GFAP抗俸を用いた免疫組織化学海で確認した.共焦点レーザー顕微鏡を用いた観察の結果、脊髄・脳幹・小脳のアストロサイト群では比較的蛍光が発現していた.特に白質では個々の細胞都よく識別され、細胞体から伸び出している細長い突起力観察できた.灰白質では細胞群が蛍光を発現しているため、神経核の輪郭は比較的よく識別できたけれども、個々の細胞の織別は困難であった、特に小脳皮質にあるバーグマングリア細胞の突起はよく識別できた.間脳レベルでは線条体や視床核については蛍光の発現の仕方にムラがあり、視床核の亜核の識別は難しかった.同様に大脳皮質でも蛍光の発現にムラが多く、まだらに蛍光を発現していた.部位によっては少数の細胞が蛍光を発していたなめ、個々の細胞の観察には適しているという逆の結果か得られた.(1)延髄顔面神経核のレベルにおいては、蛍光を発している明るい領域が分散しており、特に脳幹表面部において著明に蛍光が発現していた、内部においては、蛍光を発している細胞が小さな集団を形成していることがわかった.(2)小脳においては蛍光の発現は一様ではなく、一部の小脳皮質において発現が著しくムラがあった.よく発現している領域では、Bergmannグリア細胞の突起が平行をなして染め出されていた.(3)終脳では海馬領域がもっとも強く傾向が発現していた.いわゆる形質性アストロサイトの発現が著しかった.細胞体は均等に分布し、突起の一部は明らかに、血管終足をつくって血管壁に付着していた.特に太い血管壁に終止する突起群が著明であった.

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Nerve fibre tracing of branches to the coracobrachialis muscle in a Bornean orangutan2006

    • 著者名/発表者名
      Kawashima T, Yoshitomi S, Sasaki H
    • 雑誌名

      Anat Histol Embryol In press (Online First)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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