研究課題/領域番号 |
17500319
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
|
研究機関 | 桐蔭横浜大学 |
研究代表者 |
小寺 洋 桐蔭横浜大学, 医用工学部, 准教授 (80205426)
|
研究分担者 |
西村 裕之 桐蔭横浜大学, 医用工学部, 教授 (60189313)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,350千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 酵素 / 生体材料 / タンパク質 / 化学修飾 / 代謝 / クリアランスタイム / タンパク質の化学修飾 / ポリエチレングリコール / スーパーオキシドジスムターゼ / コラーゲン関節炎 |
研究概要 |
本プロジェクトは、薬効を期待できる各種酵素タンパク質に合成高分子ポリエチレングリコール(PEG)を導入することにより、体内停滞時間の延長、抗原性の消失、免疫寛容脳の誘導など様々な生体親和性の向上を目指し、タンパク質薬剤の体内での動態の改善と薬効の向上を目指すものである。 抗炎症性の酵素スーパーオキシドジスムターゼについて、合成高分子PEGによる化学修飾の反応条件を検討した結果、高い残存活性を残したまま著しい体内停滞時間の延長を認める修飾酵素の合成に成功している。これまでに実施したDBA/1マウスを用いたコラーゲン誘導関節炎モデルに加え、SDKマウスにおけるリウマチ関節炎についても抗炎症性を確認した。 一方、代謝酵素の欠損症への適用を目指すフェニルアラニンアンモニアリアーゼの化学修飾について、二本鎖のPEG N-ヒドロキシコハク酸イミド誘導体を用いることにより高い残存活性を持つ修飾酵素の合成に成功した。しかしながら、今後はより簡易で安価な修飾試薬の開発を目指す必要がある。
|