研究課題/領域番号 |
17500333
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小西 晃造 九州大学, 大学院・医学研究院, 寄附講座教員 (90380641)
|
研究分担者 |
橋爪 誠 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (90198664)
伊関 洋 東京女子医科大学, 大学院, 教授 (90119892)
掛地 吉弘 九州大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (80284488)
田上 和夫 九州大学, 大学病院, 准教授 (40294920)
中本 将彦 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00380634)
|
研究期間 (年度) |
2005 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
3,850千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | 低侵襲治療学 / 消化器癌治療 / バーチャルリアリティ / 生物・生体工学 / 消火器癌治療 |
研究概要 |
(1)機能化MRI造影剤の開発 音響化学療法のための新規機能化造影剤として、ポルフィリンとガドリウム系MRI造影剤の合成を行った。新規化合物はT1強調画像において高信号となったものの、水溶性が低く臨床応用には不適であったため、そこで新たにより高い親水性が期待されるHematoporphyrin dihydrochlorideとp-NH2-Bn-DTPA-penta(t-Bu ester)の複合化を行った。この造影剤によるMRIの造影能をラットを用いて検討し、投与条件の検討を行った。今後はリンパ節やクッパー細胞などの網内系に取り込まれるMRI造影剤である超常磁性酸化鉄造影剤(SPIO)とポルフィリンとの合成を行い、リンパ節微小転移に対する音響化学療法の実用化を目指す。 (2)超音波照射条件の検討 収束督音波照射による細胞障害の程度を評価し、超音波照射エネルギーが増大すると殺細胞効果が発生することがあきらかとなった。その機序としては温熱効果およびキャビテーション効果が考えられた。いる。 (2)超音波とMRIのレジストレーション手法の開発 超音波プローブとMRI画像のレジストレーション手法として、まず光学式センサPolarisを用いた剛体レジストレーションを行い、精度検証および改良の結果0.5mmの位置誤差精度が得られた。プローブの安定した検出のためのマーカーの取付器具の製作、改良を行った結果、天井つり下げ式のPolarisカメラを用いればリアルタイムのナビゲーションが可能となった。現在(1)の研究成果と併せて動物実験による精度検証、有効性の評価、実用化のための開発研究を推進している。
|