研究課題/領域番号 |
17500337
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
富松 宏文 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (90197939)
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研究分担者 |
富田 幸子 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (40231451)
森 善城 (森 善樹) 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (00166381)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 心臓 / 機能解析 / マウス / 遺伝子 / 機能 / 心電図 / 血管 |
研究概要 |
遺伝子欠損マウスが数多く作成される昨今、マウスの心機能を解析することは必要に迫られている。しかし、心電図、心エコー、心カテーテルなどわかりやすく簡便でしかも正確に計測できる環境設備はなかなか整えられていないのが現状である。我々はマウスキーパーを考案作成しマウスを安全に麻酔することを可能にした。マウスキーパーには小動物用レスピレーター、小動物用イソフルレン麻酔器を連結させることで安定した麻酔を行うことができるようになった。マウス保定用パットには小型ホカロンを植え込むことで保温を確保し、さらに微弱なP波を正確にノイズのない高感度な心電図を計測できるプローブ植え込みパットを作成した。このマウスパットは、テープでマウスの四肢を保定するだけで安全で痛みを与えない心電図を計測できた。心電図はコンピュータで観察できリアルタイムで、手術中にモニターできるようにした。また、生後5日のベビーマウスは無麻酔下で心エコーを観察する必要があるため、マウス保定台を考案した。保定台は固めのスポンジを体型に合わせてくぼみを作り、これに太めのゴムバンドを2本使用し、これで右手足、左手足を保定したところ、痛みをあたえずスムーズに心エコーを計測することができ、またエコー用心電図測定も可能にした。
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