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大脳性視覚障害児に対する瞳孔反応法を用いた残存視覚能力の測定

研究課題

研究課題/領域番号 17500342
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関北海道大学

研究代表者

境 信哉  北海道大学, 医学部, 助教授 (30299804)

研究分担者 平山 和美  東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (00218819)
加藤 光弘 (加藤 光広)  山形大学, 医学部, 講師 (10292434)
斉藤 伸治 (斎藤 伸治)  北海道大学病院, 講師 (00281824)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード大脳性視覚障害 / コントラスト感度 / 瞳孔反応 / 残存視覚 / リハビリテーション / 視察 / 空間周波数 / 視覚評価 / 視察法 / 縮瞳
研究概要

〔目的〕重度心身障害を伴う大脳性視覚障害(CVI)児に対する残存視覚の評価方法を確立するため,視察による瞳孔反応(PR)法を用いたコントラスト感度測定の信頼性と妥当性を確認する.
〔方法〕1.健常成人12名に対して,内観報告,視察による瞳孔反応法,瞳孔計によるPR法の3種類の測定法で輝度・赤緑色度コントラスト感度(CS)を測定した.また,視察によるPR法に関しては日を改め再度測定した.2.健常児童9名に対して,内観報告,視察によるPR法,視察による視運動性眼振(OKN)法の3種類の測定法で輝度・赤緑色度CSを測定した.3.CVI児10例に対して,視察によるPR法,視察によるOKN法の2種類の測定法で輝度・赤緑色度CSを測定した.また,3例のみ視察によるPR法で再測定を実施した.
〔結果〕方法1では,視察によるPR法と内観報告との間で輝度・赤緑色度CSともに有意な正の相関を示した.また,2回測定された視察によるPR法の級内相関では,輝度・赤緑色度CSともに有意な強い相関を示した.しかし,視察によるPR法と瞳孔計によるPR法との輝度・赤緑色度CSにおける一致度は低かった.方法2では,輝度・赤緑色度CSとも視察によるPR法と他の測定法との一致度は年齢の低い群では不良であった.方法3では,視察によるPR法は,輝度CSにおいて年齢の高い症例で視察によるOKN法との一致が良好であった.
〔結論〕視察によるPR法は,輝度・赤緑色度CSともに少なくとも青年期の対象者で有用である.

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果発表報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 大脳性視覚障害児に対する視察による瞳孔反応法を用いたコントラスト感度測定(第1報)-健常者における測定の信頼性と妥当性-2008

    • 著者名/発表者名
      境 信哉
    • 学会等名
      第50回日本小児神経学会総会
    • 発表場所
      ホテル日航東京(東京都)
    • 年月日
      2008-05-29
    • 関連する報告書
      研究成果発表報告書
  • [学会発表] 大脳性視覚障害児に対する視察による瞳孔反応法を用いたコントラスト感度測定(第2報)-大脳性視覚障害児に対する測定の意義-2008

    • 著者名/発表者名
      境 信哉
    • 学会等名
      第50回日本小児神経学会総会
    • 発表場所
      ホテル日航東京(東京都)
    • 年月日
      2008-05-29
    • 関連する報告書
      研究成果発表報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-09-09  

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