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剣道難聴を予防するための剣道具(面)の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 17500418
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関東京農工大学

研究代表者

百鬼 史訓  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (20126296)

研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,420千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード剣道具 / 剣道難聴 / 剣道騒音 / 聴力疲労 / オージオメータ / 歪成分耳音響反射 / 面 / 騒音 / 剣道 / 歪成分耳音響放射(OAE) / 内耳機能 / 聴力 / 等価騒音レベル / 音圧
研究概要

本研究は、平成17年度から平成19年度にわたって、剣道難聴予防のための基礎的研究として『剣道難聴を予防するための剣道具(面)の開発研究』を行なった。
研究の概要は、平成17年度には、剣道を専門的に実践している学生や警察官を対象として「剣道難聴」の実態調査を行い、高い出現率と2kHz,3kHzそして8kHzが存在することを明らかにした。その原因と考えられる「剣道騒音」について分析(音圧・周波数)を行ったところ、掛け声、踏み込み音、竹刀音、打撃音などに固有の周波数あることや、かなり高い音圧の騒音が発生していることが明らかになった。平成18年度には、剣道騒音と剣道難聴の関連性について検討したが、測定器具の精度や生理的な個人内変動などの問題が生じたため、その因果関係については明らかにならなかった。平成19年度には、現実的な対応として難聴予防のために遮音性の高い「面」布団の芯材やその構造などの改良を行うために、各種面の遮音性についての検討を行なったところ、各種面布団の遮音性は1kHzでは低いと考えられるが2kHz,4kHzと周波数が高くなるにしたがって高くなり、ミシン刺しより手刺し材料の方が遮音効果は高く、化学素材(ソルボセイン)を1枚加えると、あらゆる布団材料よりも遮音効果は高くなるなど、剣道具開発のための有益な礎的資料を得ることができた。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 剣道騒音に関する基礎的研究2006

    • 著者名/発表者名
      百鬼史訓
    • 学会等名
      日本武道学会
    • 発表場所
      国士舘大学体育学部
    • 年月日
      2006-09-07
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] Basic study as for Kendo Sounds2006

    • 著者名/発表者名
      Fuminori, NAKIRI
    • 学会等名
      Japanese Academy of Budo
    • 発表場所
      Kokusikan Univ.
    • 年月日
      2006-09-07
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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