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聴覚障害児のための20m シャトルラン測定装置の開発と効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 17500454
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関筑波技術大学

研究代表者

及川 力  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (60213609)

研究分担者 中村(橋本) 有紀 (橋本 有紀 / 中村 有紀)  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支授センター, 助教 (30389720)
加藤 伸子  筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (90279555)
内藤 一郎  筑波技術大学, 産業技術学部, 教授 (00237182)
皆川 洋喜  筑波技術大学, 産業技術学部, 准教授 (00273285)
若月 大輔  筑波技術大学, 産業技術学部, 助教 (50361887)
村上 裕史  筑波技術大学, 産業技術学部, 助教授 (20219900)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,650千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード聴覚障害児 / 20mシャトルラン
研究概要

全国104校の聾学校に20mシャトルランの実施に関するアンケート調査を行い、59校から回答が得られた。このうち、実施している学校は25校(42%)あり、小学部が最も多く(23校)、次いで中学部(14校)、高等部(8校)の順であった。電子音にあわせて教員が太鼓を叩く、旗を振りつつ、しかもペースメーカーとして生徒と一緒に走る方法で実施している学校がほとんどであった。電子音を聞いて走るスピードを調節すること、レベルが上がるごとにスピードもアップすることへの対応などが課題として挙げられた。実験や検討を重ねた結果、聴覚障害児が走行する前面に電子音に対応した映像を提示するとともに、床面レベルにもやはり電子音に対応させたLEDライトを置き、視覚的に理解できる装置を構築することが最も適当と考えられた。また、電子音も重要な補助手段であり同時に流す必要があることもわかった。
聾学校の協力を得て、小学部、中学部、高等部の児童・生徒におもに視認性に関する実験を行なったところ、小学部では音の速さ及び速さの変化については、従来から実施している方法と変わりなかったが、中学部では音の速さの変化(スピードの向上)の理解については差が見られなかったものの、音の速さについては理解され、また、高等部では音の速さ及び速さの変化についても理解されたことがわかった。聾学校の先生方との話合いの結果、今後、練習を繰り返すことによって、小学部、中学部の児童・生徒にも利用できることが推察された。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 聾学校における20mシャトルランテストの実施状況に関する調査研究報告書2006

    • 著者名/発表者名
      及川 力他8名
    • ページ
      1-34
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Survey on 20-m shuttle run testin schools for the deafin Japan2006

    • 著者名/発表者名
      OIKAWA Chikara
    • 雑誌名

      Japan Society of Physical Education, Health and Sports Sciences

      ページ: 1-34

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Development and clarification the effectiveness of 20-m shuttle run measuring systemfor deaf stndents -1-2006

    • 著者名/発表者名
      OIKAWA Chikara
    • 雑誌名

      Japan Society of Physical Education, Health and Sports Sciences

      ページ: 1-34

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 聴覚障害児のための20mシャトルラン測定装置の開発と効果の検証-その1-聾学校におけるシャトルランテストの現状と試作品の製作-2006

    • 著者名/発表者名
      及川 力, 橋本有紀, 齊藤まゆみ
    • 雑誌名

      日本体育学会第57回大会予稿集

      ページ: 232-232

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] 聴覚障害児のための20mシャトルラン測定装置の開発と効果の検証-その1-2006

    • 著者名/発表者名
      及川 力他2名
    • 学会等名
      日本体育学会第57回大会
    • 発表場所
      弘前大学
    • 年月日
      2006-08-19
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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