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アートボディコミュニケーションの摂食障害治療法としての有効性

研究課題

研究課題/領域番号 17500461
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関千葉大学

研究代表者

加藤 修  千葉大学, 教育学部, 准教授 (20302515)

研究分担者 野村 純  千葉大学, 教育学部, 准教授 (30252886)
花澤 寿  千葉大学, 教育学部, 准教授 (50238044)
塩田 瑠美  千葉大学, 教育学部, 准教授 (90361401)
野崎 とも子  千葉大学, 教育学部, 助教 (80125947)
研究期間 (年度) 2005 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードアートボディコミュニケーション / 摂食障害 / EDI / 美術制作 / 調査紙法 / ストレス緩和 / 粘土 / テンペラ / アートボディコミュニケーショ / 言語化 / 心理的変化 / 生理活性物質 / ストレス応答 / クロモグラニンA / コルチゾール
研究概要

アートボディコミュニケーションは美術領域における「人体測定」という等身大の自分を見つめるタイプの作品制作をべ一スにして開発したものである。アートボディコミュニケーションは,単に他者とのコミュニケーションを手助けするのではなく,自己とのコミュニケーションスキルを充実させる手段として非常に有効である。したがって,セルフエスティームの向上やボディイメージの確立,またその調整において非常に有効に働くことが期待されている。一方,理想的なプロポーションは若い女性にとって大きな関心事であり、マスメディアにより「やせていること」を推奨する風潮が強調され、ダイエットに関する情報の氾濫や不適切な食生活・行動が増加している。また時に,その理想的なプロポーションと自己のギャップ,さらには客観的ボディイメージと主観的ボディイメージとのギャップから摂食行動に異常をきたす例が増加している。このためアートボディコミュニケーションが摂食障害にどのように働くかについて解析を進めている。
すでに短期間の作業におけるアートボディコミュニケーションのストレス緩和作用が心理的検査及び生理学的検査により示されている。今回5ケ月に及ぶ長期の制作過程におけるEDIスコアーの変化について健康な男性5名、女性10名、計15名(19.3±1.3才)を対象に計測した。今回の検証では、長期間にわたる追跡調査ではストレス緩和に対し半数の症例で有効とのデータを得ているが、一方で個人間での差が大きく出ることが示唆された。
以上の結果より、アートボディコミュニケーションのストレス緩和における効果が心理的及び生理的解析結果により示唆される結果となった。また、摂食障害の治療法としての有用性が考えられた。

報告書

(4件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 研究成果

    (19件)

すべて 2008 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (11件) 学会発表 (4件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] 養護教諭の非言語的メンタルケア技法への心理的生理的フィードッバクの試み2008

    • 著者名/発表者名
      塩田瑠美
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 56

      ページ: 163-167

    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 養護教諭の非言語的メンタルケア技法への心理的生理的フィードッバクの試み2008

    • 著者名/発表者名
      塩田 瑠美
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 56

      ページ: 163-167

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] 絵画表現領域の拡大と教育分野におけるその可能性III2007

    • 著者名/発表者名
      加藤修
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 55

      ページ: 321-330

    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要 2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 絵画表現領域の拡大と教育分野におけるその可能性II2006

    • 著者名/発表者名
      加藤 修
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 54

      ページ: 349-362

    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 大学生の食行動について-Eating Disorder Inventoryを用いた検討2006

    • 著者名/発表者名
      花澤 寿
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 54

      ページ: 223-225

    • NAID

      110004813551

    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 保健室におけるワークショップ型アートセラピーの可能性2006

    • 著者名/発表者名
      塩田 瑠美
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 54

      ページ: 397-401

    • NAID

      110004813576

    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 絵画表現領域の拡大と教育分野におけるその可能性II2006

    • 著者名/発表者名
      加藤 修
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 54(In press)

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 大学生の食行動について-Eating Disorder Inventoryを用いた検討2006

    • 著者名/発表者名
      花澤 寿
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 54(In press)

    • NAID

      110004813551

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 保健室におけるワークショップ型アートセラピーの可能性2006

    • 著者名/発表者名
      塩田 瑠美
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 54(In press)

    • NAID

      110004813576

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 絵画表現領域の拡大と教育分野におけるその可能性I2005

    • 著者名/発表者名
      加藤 修
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部研究紀要 53

      ページ: 417-424

    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 絵画表現領域の拡大と教育分野におけるその可能性I2005

    • 著者名/発表者名
      加藤 修
    • 雑誌名

      千葉大学教育学部紀要 53(In press)

      ページ: 417-424

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [学会発表] アートコミュニケーション2007

    • 著者名/発表者名
      加藤修
    • 学会等名
      日本学校保健学会
    • 発表場所
      千葉県市川市
    • 年月日
      2007-09-16
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書 2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] アートコミュニケーションの学校における実践I-その22006

    • 著者名/発表者名
      塩田瑠美
    • 学会等名
      日本学校保健学会
    • 発表場所
      香川県高松市
    • 年月日
      2006-11-12
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] アートコミュニケーションの学校における実践2005

    • 著者名/発表者名
      加藤修
    • 学会等名
      日本学校保健学会
    • 発表場所
      宮城県仙台市
    • 年月日
      2005-10-29
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] 養護教諭養成課程学生の摂食行動2005

    • 著者名/発表者名
      花澤寿
    • 学会等名
      日本学校保健学会
    • 発表場所
      宮城県仙台市
    • 年月日
      2005-10-29
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [図書] OKアートドリル2008

    • 著者名/発表者名
      加藤修
    • 総ページ数
      24
    • 出版者
      千葉大学教育学部養護教諭養成課程
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [図書] CHIPSかけらというかたちあるものからの発信2008

    • 著者名/発表者名
      加藤修
    • 総ページ数
      45
    • 出版者
      千葉大学教育学部養護教諭養成課程
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [図書] OKアートドリル2008

    • 著者名/発表者名
      加藤 修, 野村 純
    • 総ページ数
      24
    • 出版者
      千葉大学教育学部養護教諭養成課程
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 養護教諭の活動とその周辺領域2006

    • 著者名/発表者名
      野村 純
    • 総ページ数
      277
    • 出版者
      千葉大学教育学部養護教育講座
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要 2005 実績報告書

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公開日: 2005-04-01   更新日: 2016-04-21  

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