研究課題/領域番号 |
17500511
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
水野 弘之 京都府立大学, 人間環境学部, 教授 (70117977)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 住民による地域づくり / 高齢者のエネルギー / 女性のエネルギー / 高齢社会 / 地域施設づくり / コミュニティづくり / 住民と行政の相互連携 / 誰もが暮らしやすい地域づくり / 住民の手による地域づくり / 少子高齢社会 |
研究概要 |
本研究では、実例から学ぶことを重視し、高齢者・女性を含むすべての住民のエネルギーに基づく地域づくりの実例を探し出し、以下のような調査を踏まえて検討した。 (1)岩手県藤沢町では、上記の下線部のような地域づくりが実施されていたので、その中でも特に、女性のエネルギーに基づく地域づくりに注目し、女性の生活ニーズが地域づくりにどのように反映されているのか、女性の声に基づく地域づくりを実施するためにどのようなシステムが作られているのか、女性の地域活動・自治会活動への参加は活発か否か、などについて検討した。 (2)秋田県鷹巣町・京都市春日学区などでも、上記の下線部のような地域づくりが実施されていたので、それぞれの地域づくりの特徴、成果、住民の手によって積極的・自主的に実施されているかどうか、などについて検討した。また、栃木県足尾町におけるユニークな地域活動についても検討した。 (3)これまでに調査した様々な事例を踏まえて検討した結果、上記の下線部のような地域づくりに係わる成功のための条件は、以下のようなことではないかという仮説にたどり着くことができた。 ・ハードの地域づくりを中心に据えるのではなく、ソフトの地域づくりを中心にに据えることが重要である。 ・誰もが暮らしやすい地域づくりに結びつける方向で、様々な住民ニーズを実現するための地域活動を推進することが重要である。
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